井上製作所 (ケーブル)

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株式会社井上製作所いのうえせいさくじょ)は、かつて存在した電力ケーブル接続用品やスポット溶接ガンなどを製造するメーカー。

会社概要

沿革

  • 1919年 横浜市西区中央に、井上鉄工所として電線付属品の事業を開始
  • 1920年 井上製作所と改称
  • 1934年 満州電業向け(甘井子線)、66kV OFケーブル付属品納入
  • 1942年 OFケーブル用普通接続部の材料に銅管を初めて採用
  • 1943年 個人事業より株式会社に改組
  • 1950年 日本発送電株式会社向け、春日出―宇治川線にてわが国初の全線圧力油槽式77kV OFケーブル付属品を納入
  • 1951年 テレビ放送用同導波管の製造開始
  • 1956年 電力用コンデンサの製造組み立て開始
  • 1957年 古河電気工業株式会社の経営参加により株式保有比率55%となる。
  • 1962年 大阪営業所設置
  • 1965年 東京営業所設置
  • 1968年 海老名工場操業開始
  • 1971年 名古屋営業所設置
  • 1972年 古河電工と電力ケーブル接続用品関連製造の業務提携協定成立
  • 1973年 海老名高圧電気研究所完成
  • 1978年 トヨタ自動車向けスポット溶接機ガンの設計製造を開始
  • 1980年 33kV CVケーブル用直線接続箱(西日本電線株式会社向け)、アブダビにスーパーバイザー派遣
  • 1981年 可とう導波管素管の自動成形機開発
  • 1982年 6.6kV CVケーブル用端末、プレフレックスT-6を開発
  • 1983年 海老名工場に対話形、プログラミング立型マシニングセンタ導入
  • 1984年 原子力関連部品・端末アッセンブリー製造工場(原子力工場)完成
  • 1985年 核融合炉(JT-60)用高周波加熱装置に使用する導波管と立体回路の製造、組み立て品納入完了
  • 1986年 可とう端子製造能力増強の目的で1000tonプレス導入
  • 1987年 海老名工場に電気メッキ()工場完成
  • 1988年 横浜工場に30KW電子ビーム溶接機を導入
  • 1989年 特品工場に全自動超音波探査映像装置導入
  • 1995年 古河電工の製造部門としてISO9001認証取得
  • 1999年 米国企業と技術提携締結
  • 2000年 ISO9001を独自に認証取得
  • 2001年 高周波加熱装置導入
  • 2002年 中国天津に子会社設立(天津古河電气部件有限公司)
  • 2008年 古河電工の完全子会社となる
  • 2012年 旭電機株式会社に吸収合併され、古河電工パワーシステムズ株式会社となる。

関連会社

関連

外部リンク