乾いた花
『乾いた花』(かわいたはな)は、篠田正浩監督、池部良主演による1964年公開の日本映画。
白黒ワイド、96分。製作は文芸プロダクションにんじんくらぶ[1]、配給は松竹。原作は石原慎太郎の短編小説である。公開前に(配給)会社側から難解という理由で8ヶ月間お蔵入りとなった後、反社会的という理由で成人映画に指定された。
2011年5月17日に英題"Pale Flower"としてDVDとブルーレイがクライテリオン・コレクションから全米発売。
スタッフ
- 監督 - 篠田正浩
- 製作 - 白井昌夫、若槻繁
- 原作 - 石原慎太郎
- 脚本 - 馬場当、篠田正浩
- 撮影 - 小杉正雄
- 美術 - 戸田重昌
- 編集 - 杉原よ志
- 音楽 - 武満徹、高橋悠治
- 録音 - 西崎英雄
- 照明 - 青松明
キャスト
- 村木 - 池部良
- 冴子 - 加賀まりこ
- 葉 - 藤木孝
- 古田新子 - 原知佐子
- 玉木 - 中原功二
- 安岡 - 東野英治郎
- 礼二 - 三上真一郎
- 船田 - 宮口精二
- 次郎 - 佐々木功
- 相川 - 杉浦直樹
- 溝口 - 平田未喜三
- 今井 - 山茶花究
- 早川 - 倉田爽平
- サブ - 水島真哉
- 歌手 - 竹脇無我
- 中盆A - 水島弘
- 中盆B - 玉川伊佐男
- 芸者 - 斎藤知子
- 女給タア坊 - 国景子
- 恰幅のいい客 - 田中明夫
脚注・出典
- ^ 若槻繁『スターと日本映画界』(三一書房、1968年)179頁、および本編のクレジットによる。日本映画データベースなどでは、松竹製作の記載があるが誤り。