七殿五舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。アルトクール (会話 | 投稿記録) による 2016年3月9日 (水) 07:23個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (巴里宮ねくうぇこ (会話) による版を Aotake による版へ巻き戻し)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

七殿五舎(しちでんごしゃ)とは、平安京内裏紫宸殿仁寿殿の後方に位置し、主に天皇の后妃の住まう殿舎を指す。これらは後宮と総称され、后妃以外にも東宮やその妃、また親王内親王などもしばしば殿舎を賜った。

からなる。七殿は七間四面(身舎(もや)が東西七間・南北二間で四方にがある)、五舎は五間四面(身舎が東西五間・南北二間で四方に庇がある)で、このうち昭陽舎と淑景舎のみ、それぞれ五間二面の北舎が付属する。

七殿は内裏創建時から存在し、五舎よりも格が上であるとされる。