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ヴィヤーサ

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ヴィヤーサVyāsa)は、インド神話の伝説的なリシ(聖仙)。「編者」の意。パラーシャラ仙とサティヤヴァティーの子。クル王ヴィチトラヴィーディヤの2人の寡婦のうちアムビカーとの間にドリタラーシュトラアムバーリカーとの間にパーンドゥを、またアムビカーの侍女との間に賢者ヴィドゥラをもうけた。

ヴィヤーサの本名ドヴァイパーヤナ(島で生まれた者)とは、サティヤヴァティーがヤムナー川の中にある島で彼を生んだことから名づけられた。叙事詩マハーバーラタ』の著者とされ、またヴェーダプラーナの編者ともいわれる。『バーガヴァタ・プラーナ』ではヴィシュヌ神の化身(アヴァターラ)の1つに数えられている。