ロンボク海峡

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ロンボク海峡

ロンボク海峡(ロンボクかいきょう、英:Lombok Strait)は、インドネシア中部小スンダ列島ロンボク島バリ島とを隔てる海峡。最も狭いところでは幅18km。以西の海峡より水深が深く250mほどあり、マラッカ海峡等を航行できない大型船の航路として重要。南の水域はインド洋、北の水域はフロレス海である。 日本の海運業にとっては、喫水の制限や地政学的リスク等の理由で船舶がマラッカ海峡および南シナ海を航行できない場合において、日本とインド洋、中東を結ぶ重要な航路として、マカッサル海峡との組み合わせで重要視されている海峡である。

英国の自然科学者ウォーレスにより提唱された動物分布の境界線であるウォーレス線がこの海峡を通る。

海流は強い潮汐の影響もあり変動が大きいが、平均すると南向きである。この流れはインドネシア通過流の一部である。