ルチャシネマ

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エル・サントのマスク。エル・サントは、20世紀メキシコを代表するレスラーであり、50本以上の映画に出演した、ルチャシネマを代表するスターでもあった。

ルチャシネマ(またはルチャフィルム)とはメキシコで製作される映画の中でも特にプロレスラーが主演をしている映画のことを指す[1]

概要[編集]

メキシコでのプロレスの名称であるルチャリブレ[1]と映画を意味するシネマからの合成語であるが、マサラ映画などに比べてその浸透度は低い。ホラーSFスパイ映画とも結びついて[2]、とてつもないストーリー展開をするものが多く、日本でもごく一部でカルト的な人気を持っている。

出演者[編集]

主な出演者にはミル・マスカラス[3]ドス・カラス兄弟や故エル・サント[4]、その息子であるエル・イホ・デル・サントなどが挙げられる。

日本での享受[編集]

日本ではミル・マスカラス主演の『愛と宿命のルチャ[5]』がBOX東中野で公開され、TBSの深夜映画枠で『ミル・マスカラスの幻の美女とチャンピオン[6]』が放映された。また、何本かのルチャシネマがDVDビデオなどで発売されている。

出典[編集]