ラス・ファインゴールド
ラス・ファインゴールド Russell Dana Feingold | |
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生年月日 | 1953年3月2日(71歳) |
出生地 | アメリカ合衆国ウィスコンシン州ジェーンズヴィル |
出身校 |
ウィスコンシン大学マディソン校 モードリン・カレッジ (オックスフォード大学) ハーバード・ロースクール |
前職 | 弁護士 |
所属政党 | 民主党 |
選挙区 | ウィスコンシン州 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 1993年1月3日 - 2011年1月3日 |
ラッセル・デイナ・ファインゴールド(米: Russell Dana Feingold,1953年3月2日 - )は、アメリカの政治家。ウィスコンシン州上院議員(1983年 - 1993年)、連邦上院議員(ウィスコンシン州選出、1993年 - 2011年)。所属政党は民主党。
経歴
ウィスコンシン州のジェーンズビルで東欧ユダヤ系の家庭に生まれる。祖父母は、1917年ごろウィスコンシン州に移住してきたロシアとガリツィアからの移民だった。父レオン・ファインゴールド(1912–1980)は弁護士で、母シルヴィア・ファインゴールド(Sylvia Feingold、旧姓ビンストック、1918–2005)は権利書を扱う会社に勤務していた。夫妻には、ラッセルの他に子供が3人いた。少年時代には、ブナイ・ブリス少年機構(BBYO)とアーレフ・ツァーディーク・アーレフに所属していた。
1975年にウィスコンシン大学マディソン校を優秀な成績で卒業後、ローズ奨学制度の奨学金を得てオックスフォード大学モードリン・カレッジで学ぶ。アメリカに戻り、更にハーバード・ロースクールで学んだ。
学業を修めた後は1979年から1985年まで法律事務所で弁護士として働いた。
2001年10月、9.11同時多発テロの後にテロと闘うことを名目に米国民を監視するための「米国愛国者法(USA Patriot Act)」に対して唯一反対票を投じた。その際に、「この戦争をする何よりの目的は自由を守ることです。しかしアメリカ国民の自由を犠牲にすれば戦わずして戦争に負けてしまうことになるのです」と主張した[1]。
2010年の中間選挙で共和党から出馬した実業家のロン・ジョンソンに敗北し、2011年1月3日に連邦上院議員を退任する。
脚注
- ^ オリバー・ストーン『もう一つのアメリカ史シリーズ第10回』
議会 | ||
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先代 ボブ・カステン |
ウィスコンシン州選出上院議員(第3部) 1993年1月3日 - 2011年1月3日 |
次代 ロン・ジョンソン |