ユビキタス
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ユビキタス (英: ubiquitous) は、遍在(いつでもどこでも存在すること)をあらわす言葉。
用語の起源
日本語の「ユビキタス」は英語の「ubiquitous」に由来し、「ubiquitous」はラテン語で遍在をあらわす一般的な用語「ubique」に由来する。ラテン語のこの語は宗教的な文脈で神の遍在をあらわすために用いられる。
用語の転用
パロアルト研究所のマーク・ワイザーが、1991年の論文『The Computer for the 21st Century』にて、コンピュータやネットワークなどの遍在をあらわす意味合いで用いた。以来、ユビキタスコンピューティングやユビキタスネットワーク、更にはそれらが当たり前になった社会を指す「ユビキタス社会」などの意味で用いられるようになった。