ゴグとマゴグ
マゴグ(仏:Magog)は、旧約聖書に登場する神に逆らう勢力で、巨人の悪魔とされる。兄弟のゴグと対になって語られることが多い。ローマ皇帝ディオクレティアヌスの娘達が夫殺しの罪でブリテン島に流され、そこで悪魔と交わって産んだのがゴグとマゴグとされる。
現在の黒海・カスピ海沿岸付近に居住していた民族がモデルだと考えられている。
後述のマゴグの像はゴグとマゴグがロンドンの宮廷で衛兵として働いていたという伝説に由来する。
上記のマゴグに由来すると思われるもの
- マゴグ(都市):ケベック州・イースタンタウンシップス地方の都市。
- マゴグの像(像):イギリスのイングランドに昔あった像。第二次世界大戦中にドイツ軍の空襲によって破壊された。
- マゴーグ(架空の宇宙人):アメリカのSFテレビドラマ『アンドロメダ』に登場する獰猛な異星人。
ほか。