ボレロ ハ長調 作品19は、フレデリック・ショパンが1833年に作曲したピアノ独奏曲。
ボレロというよりも様々な要素が盛り込まれており、しかもその主部はポロネーズ風ボレロといえるものである。
曲はハ長調の即興的な序奏部と、イ短調のボレロ主部となるが、その中間部はボレロのリズムから離れホ長調や変イ長調のむしろ夜想曲と言える部分になり、しかも全体はイ長調で終結するので、全体を統合する調性は不明であり、作風は非常に気まぐれである。
フレデリック・ショパンの単独曲 | |
|---|---|
| 作品番号有り | |
| 作品番号なし | アルバムの一葉(モデラート) ホ長調 B.151 · 春(アンダンティーノ) ト短調 B.117 · 2つのブーレ B.160b · カノン ヘ短調 B.129b · カンタービレ 変ロ長調 B.84 · コントルダンス 変ト長調 b.17 · フーガ イ短調 B.144 · ギャロップ 変イ長調 · 4手のための変奏曲 ニ長調 B.12a · ラルゴ 変ホ長調 B.109 · 変奏曲「パガニーニの思い出」 イ長調 B.37 · ヘクサメロン変奏曲 ホ長調 B.113 · ドイツ民謡「スイスの少年」の主題による変奏曲 ホ長調 B.14 |
