ボイス (映画)
ボイス | |
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폰 | |
監督 | アン・ビョンギ |
脚本 |
アン・ビョンギ イ・ユジン |
音楽 | イ・サンホ |
撮影 | ムン・ヨンシク |
配給 | ブエナビスタ |
公開 |
2002年7月26日 2003年4月26日 |
上映時間 | 100分 |
製作国 | 韓国 |
言語 | 韓国語 |
ボイス | |
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各種表記 | |
ハングル: | 폰 |
発音: | ポン |
英題: |
The Phone (Pon)[1] |
『ボイス』(原題:폰、英題:Phone)は、2002年公開の韓国映画。アン・ビョンギ監督。ハ・ジウォン主演。
『着信アリ』と同じ携帯電話を題材にしたホラー映画で、主にディズニー作品を手がけるブエナビスタが配給。
キャスト
ストーリー
援助交際の記事を書いた雑誌記者のジウォンは、脅迫電話に苦しめられ、親友のホジョンとその夫・チャンフンに勧められるまま、夫妻の別荘にしばらく身を隠すことにする。そして、携帯電話の番号を変えようと電話会社に行くが、どうやっても一つの番号しか候補が出てこない。
誰にも告げていない新しい番号にも、何故か脅迫電話はかかってくる。そして、気晴らしにと美術館に行ったある日、ホジョンの娘・ヨンジュが電話に出てしまう。電話に出てから、ヨンジュはおかしくなってしまった。
危機を感じたジウォンは警察に助けを求め、以前にも、この番号を使っていた者たちが次々に謎の死を遂げていたことを発見する。
エピソード
本作のコンセプトは、2000年9月から監督の母校でもあるソウル芸大で講義をしていた際、学生達に「携帯電話を題材にしたホラーはどうだろう?」と問うたところ、反応がよくてシナリオを書き始めた。
- 劇中に使用されている携帯電話番号 (011-9998-6644) はアン・ビョンギ監督自身のもの。韓国で公開された後、一日千件以上のいたずら電話がかかってきた。
- ジウォンを演じるハ・ジウォンは、前作『友引忌』でウンジュ(キョンア)を演じた(吹き替えは坂本真綾)。監督は、彼女をいたく気に入り、本作で主役に抜擢させた。
- 役名のジウォンは、演じるハ・ジウォンからとられたもの。当初は別の名前だったが、ハ・ジウォンの名前が候補に挙がっていた際、同じ名前なら断られないだろう。と監督が考えたことに由来する。
- 公開後、劇中に出てくる「私たちは愛し合う運命なんだ」というセリフをメールで送りあうことが韓国で流行した。
小説
日本公開とほぼ同じくして、角川ホラー文庫より、作家・吉村達也によってノベライズされた。
- 「ボイス」ISBN 978-4041789742