ホーボーケン-33丁目線

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ホーボーケン-33丁目線
Hoboken–33rd Street PATH
14丁目駅に停車中のホーボーケン行き
概要
種別 地下鉄
系統 パストレイン
現況 運用中
所在地 ニュージャージー州ホーボーケンおよびニューヨーク市マンハッタン
起終点 ホーボーケン駅(西端)
33丁目駅(東端)
駅数 6駅
運営
所有者 ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社
運営者 港湾公団ハドソン川横断公社
(Port Authority Trans Hudson, PATH)
路線構造 地下線
路線諸元
路線総延長 5.6キロメートル(3.5マイル)
軌間 1,435 mm (4 ft 8+12 in)
路線図
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ホーボーケン-33丁目線(Hoboken–33rd Street)はパストレインの運行系統で、路線略称はHOB-33である。パストレインの路線図では青で表され、この系統で運転される列車は青の系統標識灯を点灯する[1]ニュージャージー州ホーボーケンホーボーケン駅からアップタウン・ハドソン・チューブハドソン川を渡り、ニューヨーク市ミッドタウン33丁目駅に至る路線であり[1]、全長5.6キロメートル(3.5マイル)を所要時間14分で走破する[2]

平日の6時から23時までの運行[3]で、それ以外の時間帯はジャーナル・スクエア-33丁目線 (ホーボーケン経由)が運行される[3]。この路線は障害者対応の駅が少なく、両端の駅のみ対応している。

歴史[編集]

ホーボーケン-33丁目線は、ハドソン・アンド・マンハッタン鉄道(H&M)のホーボーケン-19丁目線として1908年2月28日に開業した。現在と同様にホーボーケン駅から運行されていたが、マンハッタン側は19丁目駅までで、33丁目駅まで延長されたのは1910年11月10日のことだった。19丁目駅は1954年8月1日に廃止され[4]、H&M自体も1962年に港湾公団ハドソン川横断公社(Port Authority Trans-Hudson、PATH)に買収された。アメリカ同時多発テロ事件ワールド・トレード・センター駅が破壊されたため、当線の運行は休止されて全列車ニューアーク-33丁目線 (ホーボーケン経由)で運用された。これは2003年6月29日にエクスチェンジ・プレイス駅が営業再開するまで続いた。

駅一覧[編集]

パストレインの運行系統
バリアフリー・アクセス 駅名 乗換・接続
ニュージャージー州
バリアフリー・アクセス ホーボーケン駅 HOB–WTCNJトランジットメトロノース鉄道
ハドソン-バーゲン・ライトレール

NJTバスNYウォーターウェイ英語版

マンハッタン
クリストファー・ストリート駅 JSQ–33

ニューヨーク市バス

9丁目駅 JSQ–33

ニューヨーク市バス

14丁目駅 JSQ–33  

ニューヨーク市バス

23丁目駅 JSQ–33 

ニューヨーク市バス

バリアフリー・アクセス 33丁目駅 JSQ–33  

ニューヨーク市バス

脚注[編集]

  1. ^ a b PATH Maps”. The Port Authority of New York and New Jersey. 2011年3月31日閲覧。
  2. ^ PATH Facts & Info”. The Port Authority of New York and New Jersey. 2011年3月31日閲覧。
  3. ^ a b PATH Full Schedules”. The Port Authority of New York and New Jersey. 2011年3月31日閲覧。
  4. ^ The Hudson & Manhattan Railroad - Celebrating 100 Years of Service to the NY/NJ Metropolitan Region”. Port Authority of New York & New Jersey. 2011年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年8月16日閲覧。