パストレイン

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ジャージーシティにあるエクスチェンジ・プレイス駅、ホボケンニューアーク方面行き

パストレイン (Port Authority Trans-Hudson, PATH) は、アメリカニューヨーク州ニューヨーク市ニュージャージー州ニューアーク市を結ぶ鉄道。正式名称 The Port Authority Trans-Hudson Corporation(港湾公団ハドソン川横断公社)の頭文字をとって PATH と呼ばれている (なお英語で "path" は「軌道」の意)。路線の全長は 22.2 km で、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社 (The Port Authority of New York and New Jersey) が運営している。 一応駅構内及び車内は撮影禁止であり罰則がある。

路線一覧[編集]

パストレイン路線図(ラッシュ時および昼間時)
パストレイン路線図(深夜時間帯)

4つ設定された運転系統のうち、2系統が終夜運転でニュージャージーとニューヨークを結ぶ。ラッシュ時および昼間時 (平日6:00~23:00/土日祝日 9:00~19:30) は4系統、深夜・早朝時間帯 (平日23:00~6:00/土日祝日 19:30~9:00) は2系統での運転となる。

ラッシュ時および昼間時[編集]

ラッシュ時および昼間時の運行形態
路線色 始発駅 終着駅 所要時間
World Trade Center Station Newark Station 22分
Hoboken Station World Trade Center Station 10分
33rd Street Station Journal Square Station 22分
33rd Street Station Hoboken Station 14分

深夜時間帯[編集]

深夜時間帯の運行
路線色 始発駅 経由駅 終着駅 備考
Newark Penn Station 無し World Trade Center Station
Journal Square Station Hoboken Station 33rd Street Station Hoboken 駅からWorld Trade Center 駅にまで向かうには、Grove Street 駅にて乗り換える必要がある。

歴史[編集]

ワールドトレードセンター仮駅 (2003年開業、2009年にはサンティアゴ・カラトラヴァによる新駅が完成する予定)

パストレインの歴史は古く、最初の営業運転は1908年2月のことであった。この年、パストレインの前身であるハドソン・マンハッタン鉄道が19th Street~Hoboken間を開通させた。この鉄道の計画立案は1874年に行われていたが、ハドソン川を開削する技術的な問題から工事は1890年に始まった。その後も資金難等の問題があり、計画から開通までに30年以上の歳月を要することになった。

その後、1911年までに現在の路線網 (33rd Street~Newark Penn Station) を開業し、ハドソン川対岸の都市とニューヨーク間の連絡輸送の他、ジャージーシティや、ホボケンを基点とするエリー鉄道デラウェア・ラッカワナ・アンド・ウェスタン鉄道の通勤列車の連絡輸送で大活躍をした。その最盛期は1920年代の後半で、その後は大恐慌や自動車トンネルの整備などにより乗客が減少、コスト上昇に対して十分な運賃改訂が行えなかった事などもあり、1954年にはハドソン・マンハッタン鉄道は債務超過状態に陥った。

利用客が減少したとはいえ、ハドソン・マンハッタン鉄道はハドソン川を連絡する重要な通勤路線で、債務超過を理由に廃止することはできなかった。しかしながら、この路線はニューヨーク、ニュージャージー両州にまたがる鉄道であることから、各自治体の思惑の違いにより、抜本的な対応は1962年にずれ込んだ。この年、ワールドトレードセンター計画を進めていたニューヨーク港湾公社 (The Port of New York Authority、1930年に設立されたニューヨーク・ニュージャージー両州にまたがる港湾地域の開発を目的とした公団、1972年に現在の名称に変更) が、ハドソン・マンハッタン鉄道に代わり運営を引き継いだのである。港湾公社は買収したマンハッタンのターミナルをワールドトレードセンターの敷地として利用し、マンハッタン南部の再開発を行った。これは再開発に伴う公共交通整備や公共交通維持・拡充のための資金確保の方法としては非常に有益なもので、利用客の大幅な増加も実現されたのである。

2001年アメリカ同時多発テロ事件でターミナルの一つであるWorld Trade Center駅は破壊されたが、33丁目駅を使って運行は続けられ、2003年11月にはWTC跡地に仮駅を再開することで現在に至っている。2009年には、新ターミナルが完成した。ただ2012年現在も一部工事は続いている。駅は長いエスカレータを降りた先にある自動改札機のさらに下にある。

切符[編集]

切符は、PATHの全駅の中にあるメトロカード自動販売機から購入出来る。(不正確な翻訳だが日本語も選べる) 有効期限は、購入後2時間以内となっている。これは、24時間営業という体制のため、日付による制限ではなく時間制限という形を取っている。 ニューヨーク地下鉄やバスで使用できるMetroCardが使用できる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]