ヘイズブラ足跡
ヘイズブラ足跡(ヘイズブラそくせき、英語:Happisburgh footprints)は、2013年5月にイギリスのヘイズブラで発見された、約80万年前の古代人類の足跡である。人類の足跡としては、アフリカ以外で見つかった最古のものである。
大英博物館研究チームは、英国東部ノーフォークのヘイズブラで、古代の河口の泥に残された複数の大人と子どもの足跡を発見した。周辺では石器や、現在は絶滅したマンモス・ウマ・ハタネズミなどの骨の化石も発見された。この場所は地質学的に氷河堆積物の真下に当たっていた。
分析結果によると、足跡は約80万年前と推定され、少なくとも男性と女性と子ども三人のような体で構成され、大きさが「大人と年少者の足のサイズの範囲」。足跡を残した古代人は身長が約90センチから170センチ、ほとんど現代人と同じである[1]。