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パラフィン紙(パラフィンし、paraffin)は、パラフィン蝋を塗布・浸透させた紙である。
しばしばグラシン(グラシン紙)と混同されるが、別物である。グラシンはパラフィン紙の元となる紙の一つだが、元となる紙はグラシンとは限らず、模造紙やクラフト紙を使ったものもある。また、パラフィンを使っていない単なるグラシンもある。
特徴
- 繊維の隙間がパラフィンで充填されるため、透明度、光沢、滑らかさが増す。
- パラフィンの化学的性質により、耐水性、耐油性が増す。
用途
グラシンを使ったパラフィン紙の用途は、グラシンと同様である。ただし、パラフィン紙のほうが高価で特性が優れている。
そのほか、食品の包装などに使われる。
関連項目