ニューヨーク三部作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Kitakantou (会話 | 投稿記録) による 2022年11月29日 (火) 12:57個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎脚注)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ニューヨーク三部作The New York Trilogy)とは、ポール・オースターの小説『ガラスの街』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』の総称。

共通点

ニューヨークを舞台とし、探偵(または、人探しを運命付けられた人間)が、自分のドッペルゲンガーを探しているような感覚に襲われるのが、三作の共通点。ちなみに、これらの後に書かれた『リヴァイアサン』も同種の趣向の作品である。

評価

アヴァン・ポップ」という概念の提唱者の一人として知られる文芸評論家ラリイ・マキャフリイは、二十世紀の英語圏フィクション文学作品100選で、この三部作を一まとめにして、69位に位置づけた[1]

翻訳

洋書

  • Faber&faber社が三部作を一まとめにして刊行している[2]

脚注

外部リンク