ニガナ

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ニガナ
分類クロンキスト体系
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: ニガナ属 Ixeris
: ニガナ I. dentata
学名
Ixeris dentata
和名
ニガナ

ニガナ(苦菜、黄瓜菜[1]学名Ixeris dentata)は、キク科多年草である。

路傍・田畑・山野に普通で環境により多形を示し、日本全土、東アジアの温〜亜熱帯に分布する。高さ約40〜70cmで、は上部が枝分れし白汁を有し、苦味が多く、和名の由来にもなっている[2]根出葉は柄が長く、茎葉は基部が茎を抱き、下のものほど細長い。
5〜7月に、黄色の5弁花に見える舌状花を5〜7個もつ頭花を散状に開く。雄蕊は筒状に合着し、先が二つに分かれた雌蕊を抱く。

沖縄料理野菜として利用する「ニガナ」(ンジャナ)はホソバワダンという別種である。

変種

参考文献

  1. ^ 木村修次・黒澤弘光『大修館現代漢和辞典』大修館出版、1996年12月10日発行(1287ページ)
  2. ^ 岩槻秀明『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本』秀和システム、2006年11月5日。ISBN 4-7980-1485-0  p.85

 

参考画像