ナツグミ

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ナツグミ
ナツグミの変種トウグミ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: ヤマモガシ目 Proteales
: グミ科 Elaeagnaceae
: グミ属 Elaeagnus
: ナツグミ E. multiflora
学名
Elaeagnus multiflora Thumb.
和名
ナツグミ
英名
cherry silverberry
ナツグミの実と葉、大きさ比較のたばこ、2008年6月撮影

ナツグミとはグミ科の植物の1種。学名はElaeagnus multiflora

本州の関東〜中部、四国の山地に自生する落葉小高木であるが、庭木にされることもある。4〜5月頃に淡黄色の花(正確には萼筒)を咲かせる。果実(正確には偽果)は6月頃に赤く熟して食べることができる。

変種

トウグミ(学名E. multiflora var. hortensis
これがよく植栽されている。ナツグミ、トウグミはよく似ているが、葉の表をルーペで拡大し鱗状毛があればナツグミ、星状毛があればトウグミである。
ダイオウグミ(学名E. multiflora var. gigantea
特に果実が大きい。ビックリグミともいう。鑑賞用兼食用(果実)として栽培されることが多い。