トウゴロウメダカ科

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トウゴロウイワシ科
Neostethus lankesteri
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: トウゴロウイワシ目 Atheriniformes
: トウゴロウメダカ科 Phallostethidae
学名
Phallostethidae Regan1916
亜科
  • デンタテリナ亜科 Dentatherininae
  • トウゴロウメダカ亜科 Phallostethinae

トウゴロウメダカ科(Phallostethidae)はトウゴロウイワシ目に含まれるの1つであり、東南アジア淡水域あるい汽水域に生息する。

特徴[編集]

小型で、体長は3.5センチメートルほどである。個体の一部に半透明の部分もある。タイからフィリピンインドネシアスラウェシ島にかけての淡水域あるいは汽水域で発見される。オスのあごの下には筋肉質の器官があり、そこに小さな睾丸がある。交尾では、腹びれとともにメスを把握するのに使われる。他のほとんどの魚類とは違って、トウゴロウメダカ科は体内受精を行う[1]

下位分類[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Allen, Gerald R. (1998). Paxton, J.R.; Eschmeyer, W.N.. eds. Encyclopedia of Fishes. San Diego: Academic Press. pp. 156. ISBN 0-12-547665-5