チャールズ・L・バウトン

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チャールズ・レオナード・バウトン(英語:Charles Leonard Bouton、1869年4月25日 - 1922年2月20日)は、アメリカ合衆国数学者[1]

経歴

ミズーリ州セントルイスでエンジニアの父の元に生まれた。

セントルイスの公立学校で学んだ後、ワシントン大学修士(理学)の学位を取得し、1898年にライプツィヒ大学で博士号を取得した。 バウトンの博士課程の指導教員はソフス・リーだった[2]

教育

スミスアカデミー、ワシントン大学ハーバード大学で教鞭を執った。 1900年から1902年まで、アメリカ数学会報の編集者だった[1]

出版

1902年にゲーム「ニム」の解決法を発表した[3]。 この結果は今日の組み合わせゲーム理論の誕生と考えられている。

脚注

  1. ^ a b Osgood, William F.; Coolidge, Julian L.; Chase, George H. (1922), “Charles Leonard Bouton (In Memoriam)”, Bulletin of the American Mathematical Society 28 (3): 123–124, doi:10.1090/s0002-9904-1922-03508-2, https://www.ams.org/journals/bull/1922-28-03/S0002-9904-1922-03508-2/S0002-9904-1922-03508-2.pdf 
  2. ^ Charles Leonard Bouton - Mathematics Genealogy Project
  3. ^ Bouton, C. L. (1901–1902), “Nim, a game with a complete mathematical theory”, Annals of Mathematics, 2 3 (1/4): 35–39, doi:10.2307/1967631, JSTOR 1967631, https://jstor.org/stable/1967631 

関連リンク