ジギトキシン
ジギトキシン | |
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(3β,5β)-3-[(O-2,6-ジデオキシ-β-D-ribo-ヘキサピラノシル-(1->4)-2,6-ジデオキシ-β-D-ribo-ヘキソピラノシル)オキシ]-14-ヒドロキシカード-20(22)-エノリド | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 71-63-6 |
KEGG | D00297 |
特性 | |
化学式 | C41H64O13 |
モル質量 | 764.939 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ジギトキシン(英: digitoxin)は、強心配糖体のひとつ。CAS登録番号は [71-63-6]。
細胞膜に存在するNa+,K+ATPaseを阻害することにより心筋細胞内のカルシウムイオン濃度を増加させ、心筋の収縮力を増大させる(陽性変力作用)。心不全、心房性不整脈患者に適用される。
ネコでの使用は一般的でなく、その利用は推奨されないことが多い。
カルシウム注射薬およびスキサメトニウムとの併用は禁忌。重大な副作用としてジギタリス中毒(強心配糖体を参照)。
参考文献
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社 1991年 ISBN 4-88500-610-4
- Donald C. Plumb著 佐藤宏ほか監訳 『プラム 動物用医薬品ハンドブック 原書第3版』 株式会社ワハ 2003年
- 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4-87402-101-8