シマ (地球科学)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yusuke1109 bot (会話 | 投稿記録) による 2019年5月24日 (金) 06:52個人設定で未設定ならUTC)時点の版 ({{節stub}}を{{節スタブ}}に変更 using AWB)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

シマ(sima)は地球内部構造の中層を指す地球科学用語。下部地殻(B層)の玄武岩質層(別名斑れい岩質層)に相当し、玄武岩など苦鉄質岩を特徴とするとされた。しかし、現在は地殻を物質的にほぼ均質であると見なすため、この用語はあまり使われない。

地質学者エドアルト・ジュースは地球の内部が三層からなると考え、上からサル(sal、後にウェゲナーシアル(sial)と改称)、シマ(sima)、ニフェ(nife)と名づけた。それぞれその層に特徴的な元素であるケイ素(Si)とアルミニウム(Al)、ケイ素マグネシウム(Mg)、(Fe)とニッケル(Ni)の元素記号を組み合わせた造語である。


参考文献

関連項目

外部リンク