ゴールド・ヒル (宝塚歌劇)
ミュージカル『ゴールド・ヒル』は宝塚歌劇団によって制作された作品。13場。月組公演。1971年12月2日から12月26日(11日・12日は愛読者大会のため公演なし)まで宝塚大劇場で公演があった。併演は『ハレルヤ』。参考文献は『宝塚60年史別冊[1]』(ストーリーを除く)。
ストーリー
※『宝塚100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[2]参考。
アメリカ合衆国・カリフォルニア州のゴールド・ヒルへ移住した会津の人たちの実話(若松コロニー参照)をもとに、連邦保安官のヘンリーと日本人の娘・おけいとの愛情を描く。殺人犯の日本人を追っていたヘンリーにとって、日本人は憎しみの対象であった。おけいの献身でヘンリーの心は溶かされていく・・・。
スタッフ
- 作・演出:阿古健
- 作曲:高井良純
- 音楽指揮・合唱指導:十時一夫
- 振付:渡辺武雄・岡正躬・高木祥次
- 装置:黒田利邦
- 衣装:小西松茂・中川菊枝
- 照明:今井直次
- 小道具:上田特市
- 効果:扇野信夫
- 音響監督:松永浩志
- 演出助手:太田哲則・三木章雄
- 制作:平松悟
主な配役
- ヘンリー:古城都
- おけい:初風諄
- ジェーン:千草景
- シュネル:美山しぐれ
- いく:御幸沙智子
- ジュリー:恵さかえ
- 国之介:大滝子
- 松乃介:榛名由梨
- 黒人の女:笹潤子
- フランシス:常花代
- エルマ:小松美保
脚注
- ^ 60年史別冊 1974, p. 117.
- ^ 100年史 2014, p. 136.