コログリフ
座標: 北緯58度49分45秒 東経44度18分43秒 / 北緯58.8292度 東経44.3119度
コログリフ(コログリーフ、ロシア語: Кологри́в、ラテン文字表記の例: Kologriv)はロシア西部、コストロマ州の中央にある都市。ヴォルガ川の左支流でヴォログダ州からコストロマ州にかけて流れる、ウンジャ川(Унжа)の左岸に建つ。州都コストロマからは北東へ約340キロメートル。マントゥロヴォからは北へ80キロメートル。人口は3,700人(2002年国勢調査)。
歴史
17世紀初頭、ウンジャ川沿いのコログリフの名がはじめて文献記録に登場している。民間語源では、コログリフとは、たてがみが多く生えた種馬のことを指すといわれ、町の紋章にも種馬の首から上が描かれているが、実際の語源については不明である。当時のコログリフの町は要塞としての重要性を失い18世紀前半に放棄され、住民はウンジャ川の40キロメートル下流にあったキチノ村(Кичино)に移った。旧コログリフのあった場所にはアルハンゲリスコエ村がある。
1778年にはキチノはこの周辺を管轄する郡の中心となり市の地位を与えられたが、かつてのコログリフの町を記念するため、キチノはコログリフと改名された。