コムラサキシメジ

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コムラサキシメジ
コムラサキシメジの子実体
分類
: 菌界 Fungi
: 担子菌門 Basidiomycota
: 真正担子菌綱 Eubasidiomycetes
: ハラタケ目 Agaricales
: キシメジ科 Tricholomataceae
: ムラサキシメジ属 Lepista
: コムラサキシメジ L. sordida
学名
Lepista sordida(Schum.:Fr.) Sing.
和名
コムラサキシメジ(小紫地/小紫湿地)

コムラサキシメジ(小紫地/小紫湿地、学名 Lepista sordida)は、キシメジ科ムラサキシメジ属の真菌の一種である。

低標高の森林で春から秋にかけて子実体を成長させる。肉質は柔らかい。

傘は滑らかで、淡紫色、ライラックピンク、あるいはピンク色である。ひだは、ホタテガイの縁のように波を打っており、密で、傘と同じ青色である。

柄は円筒状、まっすぐ、滑らかである。

同じムラサキシメジ属の食用キノコであるムラサキシメジオオムラサキシメジと似ている。

人工栽培の実験が行われた事が有る[1]

脚注

  1. ^ 原口雅人「ハタケシメジおよびコムラサキシメジの施設・露地栽培技術」『埼玉県農林総合研究センター研究報告』第7号、埼玉県農林総合研究センター、2008年3月、42-55頁、ISSN 13467778NAID 40016208876 

外部リンク