コソボ民主党
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コソボ民主党 Partia Demokratike e Kosovës | |
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党首 | ハシム・サチ |
成立年月日 | 1999年5月14日 |
本部所在地 | コソボ・プリシュティナ |
政治的思想・立場 | 民主社会主義 |
公式サイト | pdk-ks.org |
コソボ民主党(アルバニア語:Partia Demokratike e Kosovës, PDK)は、コソボの政党であり、コソボ議会で最大の議席数を持っている。党是は社会民主主義であり、コソボの主要な左翼政党である。
党首は、かつてコソボ解放軍の指導者であったハシム・サチである。コソボ紛争の後、初めてコソボの首相に就任したバイラム・レジェピ(Bajram Rexhepi)もコソボ民主党に属している。他のアルバニア人政党同様に、コソボの独立、自由と民主主義の立場をとっている。
歴史
コソボ民主党は1999年5月14日に、コソボ解放軍の政治部門から、「コソボ民主進歩党」(Partia për Progres Demokratik e Kosovës, PPDK)の名で結成されたが、2000年5月21日に「進歩」の語がアルバニア語的ではないとの論争を受け、党名から外された[1]。
2004年の総選挙では、党は28.9%の得票率を得て120議席中30議席を得るに留まり、45.5%の得票率を得たコソボ民主連盟に大敗を喫した。
2007年11月17日の総選挙では、35%近くの得票率を得て党首のハシム・サチは勝利を宣言し、一方的にコソボの独立を宣言する意向を表明した。サチは、22%の得票率を得て第2党となった大統領ファトミル・セイディウ率いるコソボ民主連盟との連立政権を樹立した。この選挙では、セルビア人の多くが投票をボイコットし、投票率は低かった[2]。