クレイグ・ネイラー

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クレイグ・ネイラー(Craig Naylor、1948年11月24日 - 2015年6月20日)はアメリカ合衆国出身の実業家デュポンアジア太平洋地区担当上席副社長などを経て、日本板硝子取締役代表執行役社長兼最高経営責任者を務めたが、取締役会と対立して辞任した。

人物・経歴[編集]

ペンシルベニア州メディア出身。1970年スティーブンス工科大学卒業、デュポン入社。1985年エンジニアリング・ポリマー開発マネージャー。1987年デュポン・オートモーティブアジア太平洋地区担当ディレクター。1991年エンジニアリング・ポリマー担当製品ディレクター。1992年ナイロン・レジン担当グローバルビジネスディレクター。1996年エンジニアリング・ポリマー担当上席副社長兼ゼネラルマネージャー。2000年エンジニアリング・ポリマー、フロロプロダクツ、パッケージング・ アンド・イン ダストリアルポリマー担当上席副社長兼ゼネラルマネージャー。2002年高機能材料事業部門担当上席副社長。2004年アジア太平洋地区担当上席副社長、電子・情報技術部門担当上席副社長。2005年から2009年までデルファイ・コーポレーション取締役。2010年から日本板硝子取締役代表執行役社長兼CEOを務め、経営悪化に対応して収益改善施策を進めたが、2012年に取締役会との意見の相違があったとして突如辞任し、日本板硝子取締役執行役に退いた[1][2][3][4]。2015年に病没し、親族によりデラウェア州で告別式が行われた。享年66[5]

脚注[編集]


先代
藤本勝司
日本板硝子社長
2010年 - 2012年
次代
吉川恵治