エルビスマル・ロドリゲス

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エルビスマル・ロドリゲス・ルイスElvismar Rodriguez Ruiz 1997年2月14日- )はベネズエラボリバル州シウダーグアヤナ出身の柔道家。階級は70kg級。身長178cm[1][2]。別表記エルビスマー・ロドリゲス[3]

人物[編集]

2013年には南米選手権70kg級で優勝するが、世界カデでは5位に終わった[2]。2014年の ユースオリンピックで3位となるが、世界ジュニアでは7位だった[2]。2016年からはIJFがハンガリーに設けたトレーニングセンターで稽古を積むようになると、パンナム選手権グランドスラム・バクーで3位、グランプリ・ブダペストではベネズエラの選手として初となるIJFワールド柔道ツアーでの優勝を飾るまでになった[4]。しかし、リオデジャネイロオリンピックでは初戦でアンゴラのアントニア・モレイラに敗れた[1][2]。その後、グランドスラム・東京グランドスラム・パリグランドスラム・バクーなどグランドスラム大会でコンスタントに3位以内に入る活躍を示した[2]。また、2017年3月からはベネズエラ柔道連盟が問題を引き起こしたためにIJFの名の下で国際大会に出場するようになった[5]。5月29日付けの世界ランキングでベネズエラ出身の選手として初めて1位になった[6]。しかし、8月の世界選手権では初戦で北朝鮮のクォン・スンヨンに技ありで敗れた[7]。9月には東海大学へ留学することになった[8]柔道部に入部。2018年4月のパンナム選手権では2位だった[2]。6月には全日本学生優勝大会に出場すると、2勝1分でチームは5位となった[3]全日本学生体重別団体では2位となった[9]。2019年の全日本学生優勝大会ではチームの12年ぶりの優勝に貢献した[10]パンアメリカン競技大会でも優勝した[2]。2021年7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは初戦で敗れた[11]。2022年からパンアメリカン・オセアニア選手権を2連覇した[2]

IJF世界ランキングは2544ポイント獲得で20位(23/10/30現在)[12][13]

主な戦績[編集]

(出典[2]、JudoInside.com)

脚注[編集]

外部リンク[編集]