エルキン・コライ

エルシン・コライ Erkin Koray
生誕	1941年2月24日
出身地	トルコ共和国
ジャンル	ロック、アナトリアン・ロック、サイケデリック・ロック
担当楽器	ギター
活動期間	1966〜現在

エルシン・コライ（Erkin Koray）（トルコ語発音: [æɾˈcin ˈkoɾaj] ; 1941年6月24日生まれ) は、トルコのシンガーソングライター、ギタリストであり、アナトリアン・ロックのパイオニアの第一人者である。

概要

エルシン・コライは、1950年代後半からトルコのロック ・ミュージック・シーンに参加している。彼は、トルコで初めてロックンロールを演奏した人物として広く知られている。1957年、彼と彼のバンドは、エルヴィス・プレスリーとファッツ・ドミノのカバーを演奏することで名声を得た。彼はまた、エレクトリック・ギターとモダンなアンプを取り入れた最初のトルコ人ミュージシャンの1人でもあった。彼自身の作曲に加えて、彼は複数の有名なトルコ民謡を編曲した。西洋と東洋の音楽スタイルを組み合わせることで、コライはトルコのロック音楽ジャンルとアナトリアのロックサウンドの発展の先駆者となった。

1960年代後半までに、彼は1967年の最初のサイケデリック・シングル「Anma Arkadaş」を皮切りに、トルコのサイケデリック音楽とアナトリアン・ロックの主要人物になった。 彼はこれに続いて、彼自身と他の人とのコラボレーションの両方で多くのシングルをリリースし、トルコのロック・シーンで考慮すべき勢力としての地位を確立した。

1970年代初頭、彼はバンド「Bunalım」("Group Depression") の元メンバーと共にグループ「Ter」を結成した。彼らは解散する前に1つのシングルしかレコーディングしていなかったが、 Hor Görme Garibi (Orhan Gencebayがヒットした主要なアラベスク音楽のカバー) は大ヒットとなり、Koray のキャリアを促進した。 Terはファズ・ロックとサイケデリアの影響を受け、拡張されたギター・ソロとプログレッシブなアレンジを特徴としていたが、これはレコード会社が受け入れる準備ができていなかった。 1973年、1967年から1973年までのシングルを集めたファースト・アルバム『Erkin Koray』がリリースされた。彼はアルバムのリリース後、Istanbul Recordsを去った。 1974 年、彼はドグランレコードと契約し、『ダブケ』をリリースした。

1974年には、彼の画期的なアルバム、 Elektronik Türküler ("Electronic Ballads") もリリースされた。ついにシングルに制限される代わりにアルバムを録音する自由が与えられ、コライと彼のバンドは、彼のトルコのルーツとサイケデリックおよびプログレッシブ・ロックへの愛の両方を反映したアルバムを作成した。アルバムの人気は今日まで続いており、アルバムとCDの両方でいくつかの正規盤および海賊盤のリリースが行われている。現在、コレイはカナダのバンクーバーに住み、今日まで新しい曲を作り続けており、トルコの音楽界では、トルコのポピュラー音楽に先駆的な影響を与えたことから、しばしばエルキン・ババ (「エルキン ザ ファーザー」の意味) と呼ばれている。

コライの他の主要なヒット曲は、「フェスパナッラー」「イステメム」「セヴィンス」「オイル・ビル・ゲチェル・ザマン・キ」「エスタラビム」「アラップ・サチ」「ヤルニズラル ・リズム」「アクレビンギョズレリ」「チョップチュラー」などが存在する。 1990年代後半から2000年代前半にかけて、英国と米国以外で作られたサイケデリック・ミュージックへの関心が花開き、Koray は西側のリスナーの注目を集めた。コライはまた、リュートに関連する伝統的なトルコの楽器である電気バーラマの発明者でもあり、その独特の音は彼のアルバムの多くで聞くことができる。

彼は、ジョン・レノン(ビートルズ)、ローリング・ストーンズ、テーム・インパラなどのアーティストに影響を与えた。

ディスコグラフィー

スタジオ アルバム

• Erkin Koray (1973)
• Elektronik Türküler (1974)
• 2 (1976)
• Erkin Koray Tutkusu (1977)
• Benden Sana (1982)
• İlla Ki (1983)
• Ceylan (1985)
• Gaddar (album)|Gaddar (1986)
• Çukulatam Benim (1987)
• Hay Yam Yam (1989)
• Tamam Artık (1990)
• Gün Ola Harman Ola (1996)
• Devlerin Nefesi (1999)