エドワード・モリス

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エドワード・モリス
Edward Morris
横浜ビー・コルセアーズ、2019年9月27日撮影
横浜ビー・コルセアーズ  No.32
ポジション パワーフォワードセンター
基本情報
愛称 エド
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1984-05-04) 1984年5月4日(40歳)
出身地 カンザス州
身長 203cm (6 ft 8 in)[1]
体重 105kg (231 lb)[1]
選手経歴
2007-2008
2008-2009
2009
2009-2010
2010
2010-11
2011
2011-13
2013-2014
2014-2015
2015-2016.1
2016.2-2016.6
2016-2018
2018-
スペインの旗クルーズ・トリビア
スペインの旗アラタ・カンタブリア・ロボス
オーストラリアの旗スターリング・セニターズ
デンマークの旗オビホイ・IF
オーストラリアの旗スターリング・セニターズ
デンマークの旗オビホイ・IF
オーストラリアの旗Albury Wodonga Bandits
日本の旗信州ブレイブウォリアーズ
日本の旗東京サンレーヴス
日本の旗福島ファイヤーボンズ
日本の旗サイバーダインつくばロボッツ
日本の旗埼玉ブロンコス
日本の旗東京八王子トレインズ
日本の旗横浜ビー・コルセアーズ
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

エドワード・モリス(Edward Morris、1984年5月4日 - )は、バスケットボール選手である。身長203㎝、体重98kgで[1]、ポジションはパワーフォワードセンター。B1リーグの横浜ビー・コルセアーズに所属。

来歴

ピッツバーグ州立大学を卒業後、スペイン、オーストラリア、デンマークのチームでプレー。

2011-12シーズンより信州ブレイブウォリアーズに入団し、2シーズン在籍。2シーズンともダンクショット数でリーグ1位を獲得し、また2011-12シーズンはリーグのフィールドゴール成功率でランク1位だった。

2013-14シーズン東京サンレーヴスと契約[2]。シーズン終了1か月前の2014年4月24日に契約解除された[3]

2014-15シーズンは、一旦島根スサノオマジックとの契約が合意に達した[4]が、開幕直前の9月に合意が破棄され[5]福島ファイヤーボンズと契約した[6]。レギュラーシーズン全52試合に出場。

2015-2016シーズンは、つくばロボッツに所属して29試合に出場していたが、1月31日付で退団。2月に埼玉ブロンコスと契約した[7]

2016年8月B3リーグ東京八王子トレインズがモリスとの契約合意を発表する[1]

2018年6月 横浜ビー・コルセアーズへの移籍が発表され、2018年9月3日付での日本国籍の取得が発表された[8]

2018-19,2019-20シーズンは、横浜はインサイドを外国籍選手2人がレギュラーを固めるフォーメーションだったため、スターターに入る機会こそ少なかったが、シーズンを通して3人目のインサイドプレイヤーを務めるシックスマンとしてチームに貢献した。

2018-19シーズンは60試合に出場し、14試合で先発。1試合平均では出場時間20.6分 4.3得点 5.8リバウンド 1.5アシスト 0.9スティール[9]

2019-20シーズンは40試合に出場し、3試合で先発。1試合平均では出場時間16.1分 3.6得点 3.7リバウンド 0.9アシスト 0.7スティールだった[9]

2020-21シーズンからは、リーグのレギュレーションの変更があり、外国籍選手との契約が3人まで可能になった。横浜は3人の外国籍選手を全てインサイドを務めることが可能で、外国籍選手と帰化選手を同時出場させるフォーメーションを取らないチーム方針もあり、出場機会が減ることになった。

2020-21シーズンは、新型コロナウイルスの日本国内での感染拡大の影響で、外国籍選手がシーズン開幕後もチームに合流できない状態が続いたこともあり、リーグ前半戦はスターティングメンバーとして出場を続け、外国籍選手の合流後は主にインサイドのバックアップとしてチームを支えた。35試合に出場(10先発)、1試合平均では14.7分出場、3.4得点、4.1リバウンド、0.4ブロック、0.7アシストを記録した[9]

2021-22シーズンは、ファウルトラブル時などにおけるインサイドのバックアッププレイヤーとしての出場が中心となった。49試合に出場(0先発)、1試合平均では9.1分出場、1.5得点、2.2リバウンド、0.2ブロック、0.4アシストを記録した[9]

人物

バスケットボールプレイヤーとしての特徴

  • 自身のプレースタイルについて「突出して一つの能力に優れている訳では無いが、インサイド、アウトサイド含めオールラウンドな能力を有している」と語っている。その上で自身はハイポストでのプレーを好んでいるおり、日本で自身に求められるのもインサイドプレイヤーとしての能力だと認識している[10]

その他

  • かつては試合ではヘッドバンドを常に身につけていたが、これはモリスにとってのルーティンの一つで、ヘッドバンドをすることで良い試合ができると自分に暗示をかけている[10]。2019-20シーズンからはヘッドバンドを身につけないことが多くなった。
  • 横浜ビー・コルセアーズの選手紹介
2018-19 「おはよう、コンチハ、イタダキマス。生まれカンザス 今海賊  No.32 エドワード・モリス」[11]
2019-20 「戦地に飛び込み獲物を狩り取る その勇姿こそが真骨頂  No.32 エドワード・モリス」[12]
2020-21 「千里東西波こえて パワーワードはエドワード」[13]

記録

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
bjリーグ 2011-12 信州 52 11 25.8 .576 .208 .532 6.8 1.3 0.9 0.6 2.9 13.0
bjリーグ 2012-13 52 13 29.2 .528 .091 .663 8.5 2.2 1.0 0.7 2.4 13.7
bjリーグ 2013-14 東京CR 48 24 30.6 .495 .361 .556 8.6 1.5 1.4 0.5 2.7 15.7
bjリーグ 2014-15 福島 52 24.8 .529 .277 .596 7.2 1.6 0.8 0.6 2.1 11.0
NBL 2015-16 つくば 29 4 24.5 .491 .250 .519 8.0 1.2 0.7 0.7 2.1 9.0
bjリーグ 2015-16 埼玉 21 7 27.7 .467 .211 .600 9.1 2.0 0.9 1.1 3.0 14.0
B1 2016-17 八王子 50 50 25.2 .479 .301 .601 8.1 1.9 1.0 0.7 2.5 13.1
B1 2017-18 61 56 21.1 .513 .250 .565 7.3 2.2 0.9 0.6 2.0 11.0
B1 2018-19 横浜 60 14 20.6 .426 .167 .540 5.8 1.5 0.9 0.5 0.9 4.5
B1 2019-20 40 3 16.1 .406 .333 .462 3.7 0.9 0.7 0.4 0.7 3.6
B1 2020-21 35 10 14.7 .400 .250 .612 4.1 0.7 0.1 0.4 0.7 3.4
B1 2021-22 49 0 9.1 .400 .367 .474 2.2 0.4 0.3 0.2 0.6 1.5

ギャラリー



脚注

  1. ^ a b c d "【2016-2017シーズン 外国人選手契約合意のご報告】" (Press release). 東京八王子トレインズ. 26 August 2016. 2016年8月26日閲覧
  2. ^ "【選手情報】 #22デービス選手、#32モリス選手 契約基本合意!" (Press release). 東京サンレーヴス. 19 August 2013. 2014年9月30日閲覧
  3. ^ "2013-2014シーズン選手契約解除のお知らせ" (Press release). 東京サンレーヴス. 24 April 2014. 2014年9月30日閲覧
  4. ^ "【#23エドワード・モリス選手】契約(新規)基本合意のお知らせ" (Press release). 島根スサノオマジック. 2014年9月30日閲覧
  5. ^ "【#7ブランドン・ハッセル・#23エドワード・モリス選手 契約解除】のお知らせ" (Press release). 島根スサノオマジック. 25 September 2014. 2014年9月25日閲覧
  6. ^ "【速報】Edward Morris(エドワード・モリス)選手 契約合意のお知らせ" (Press release). 福島ファイヤーボンズ. 30 September 2014. 2014年9月30日閲覧
  7. ^ "エドワード・モリス選手 契約基本合意のお知らせ" (Press release). 埼玉ブロンコス. 5 February 2016. 2016年8月26日閲覧
  8. ^ エドワード・モリス選手 帰化のお知らせ”. 横浜ビー・コルセアーズ (2018年9月7日). 2018年9月7日閲覧。
  9. ^ a b c d 選手名:エドワード・モリス (えどわーどもりす - Edward Morris)”. Basketballnavi.DB. 2022年5月10日閲覧。
  10. ^ a b https://www.youtube.com/watch?v=vRdNsclhLTc チームの士気をコントロールする!エドワード・モリス選手|Go!Go!Robots!! #008
  11. ^ 横浜ビー・コルセアーズ ゲームデーインフォメーション 月刊海賊 2018/10
  12. ^ 横浜ビー・コルセアーズ 観戦ガイド 2019-20 第2節
  13. ^ “WE ARE B-CORSAIRS2020-21”. (2020年9月27日). https://twitter.com/b_corsairs/status/1309479356939427840/photo/1 2020年9月27日閲覧。 

外部リンク