エコール・デュ・ブルーユ

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エコール・デュ・ブルイユ(Ecole du Breuil)はフランス・パリ12区ヴァンセンヌの森の中にある造園園芸学校

概要

沿革

歴史ある学校で第二帝政時代の1867年に男爵ジョルジュ・オスマンパリ市長によって創立された国立高等園芸樹芸学校「Ecole d'Horticulture et d'Arboiculture」が学校の前身。パリ市の樹木栽培部門発足にともない設立。現在の「Ecole du Breuil」という名称については、組織を改組する際1867年から1887年まで、フランス国立工芸院(Conservatiore National des Art et Metiers)の教授であったアルフォンス・デュ・ブルイユ(Alphonse Du Breuil)にちなんでつけられている。

場所

12区 (パリ)

システム

コースは園芸の専門家養成コースと一般向けコースの二つがある。

園芸の専門家養成コースはBEPA (Brevet d'Etudes Professionnelle agricoles)、BTSA (Brevet de Techniciens Superieur Agricole)、Bac Professionel、Brevet Professionel (Niveau Ⅳ)、Brevet ProfissionelやC.S. Taille et Soins aux Arbres (Niveau Ⅴ)となどの取得の一方でパリ大学と提携し、「Licence Professionelle」などの関連国家資格取得を目指す課程ともなっている。授業料は無料で、3ヶ月程度の期間で企業内研修があるほか、企業と学校が提携した実習訓練制度があり、給与をもらって研修しながら在学し勉学に勤しむことができる。原則として、全寮制。

一般向けコースは、装飾用の木と灌木における理論と実技(Les Arbres et les Arbustes d'Ornement)の他、アラカルトのコース、植物学のコース(さらに入門編と上級レベルが設置されている)装飾用の庭園整備(Amenagement d'un jardin d'Agrement)などが3時間で5回コースとなっている。

関連項目

エコール・デ・ペイザージュ

ギャラリー

外部リンク