イングリート・ノル

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イングリート・ノル
(Ingrid Noll)
フランクフルトにて(2010年)
誕生 (1935-09-29) 1935年9月29日(88歳)
上海
職業 小説家
言語 ドイツ語
国籍 ドイツの旗 ドイツ
活動期間 1991年 -
ジャンル 推理小説
主な受賞歴 グラウザー賞(1994)
グラウザー名誉賞(2005)
デビュー作 『特技は殺人』 (1991)
子供 Biber Gullatz(映画音楽作曲家)
親族 甥:Kai Noll(俳優)
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イングリート・ノル(Ingrid Noll、1935年9月29日 - )は、ドイツ小説家推理作家。女性。上海生まれ。ドイツ南部のヴァインハイム在住。

1991年、55歳で推理作家デビューし、ベストセラーを連発。ドイツ・ミステリ界への貢献が評価され、2005年にドイツ語圏の推理作家協会「シンジケート」からグラウザー名誉賞が贈られた。

略歴[編集]

父が南京で医師をしており、1949年にドイツに戻るまでは学校にも行かず両親から教育を受けた。ボン大学ではドイツ文学と美術史を学んだ。

結婚し主婦として生活していた1991年、『特技は殺人』(原題『雄鶏は死んだ』 Der Hahn ist tot)を発表し55歳で小説家デビュー。このデビュー作は発売してすぐにベストセラーとなり、続いて1993年に発表した第二作『わたしの愛した男たちの首』(未訳 Die Häupter meiner Lieben)ではドイツ語圏の年間最優秀の長編ミステリに与えられるフリードリヒ・グラウザー賞を受賞した。1994年発表の第三作『女薬剤師』はドイツの週刊誌『シュピーゲル』のベストセラーランキングに77週間連続でランクインし、1997年には映画化もされた。

2005年にはグラウザー名誉賞を受賞。その後も新作を発表し続けている。

日本語訳作品[編集]

参考文献[編集]

  • イングリート・ノル『女薬剤師』(1996年9月、集英社) 訳者あとがき(平野卿子)

未訳作品の日本語タイトルは上記の文献に従った。

関連項目[編集]