アリエル・アンリ

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アリエル・アンリ
Ariel Henry


ハイチの旗 ハイチ共和国
大統領(代行)
任期 2021年7月20日在任中

任期 2021年7月20日在任中

ハイチの旗 ハイチ共和国
社会労働大臣
任期 2015年9月11日2016年3月28日

出生 (1949-11-06) 1949年11月6日(74歳)
ハイチの旗 ハイチポルトープランス
政党 愛国組織(イニット)

アリエル・アンリAriel Henry, 1949年11月6日 - )は、ハイチ政治家。現在、首相(第24代)と内務大臣代行を兼任。元モンペリエ大学医学部教授

日本メディアではフランス語読みに倣ってアリエル・アンリと報じられるが、非フランス語圏では英語読みでアリエル・ヘンリーと呼ばれることもある。

経歴・人物

長年、モンペリエ大学医学部の教授として働いていた[1]2015年から2016年にかけては社会労働大臣として、在任。

2021年7月5日にはジョブネル・モイーズ大統領によって、首相に任命されていた。しかし、モイーズ大統領は2日後に暗殺される。首相の座を巡って、暫定首相であったクロード・ジョセフと争っていた。

同年7月20日にはジョセフ暫定首相が退任し、後任として彼が首相として就任[2]。首相として大統領職も代行している。だが、同年9月15日にハイチ検察当局より、モイーズ大統領暗殺事件に加担した疑いを持たれた。しかし、彼は検察庁長官を罷免させる[3]

2021年ハイチ地震の際は国内全土に1か月の非常事態宣言を発令した[4]

2022年1月4日、国の独立式典で訪れていたゴナイーヴで、武装集団に襲撃された[5]。彼に怪我はなかったが、武装集団との銃撃戦でうち1人死亡、2人が負傷した。

2021年8月に民政移管を目指す政治団体・市民社会連合がモンタナ協定を採択し[6]、アンリの大統領代行の任期(モイーズの残り任期)が終了する2022年2月7日より暫定政府として国民評議会を2年間設置することを表明[7]。2022年1月30日に経済学者のフリッツ・ジャン英語版元首相を暫定政権の大統領に、スティーブン・ブノワフランス語版元上院議員を首相に選出したが、アンリは大統領は全国民が自由に選ぶべきとして暫定政権に政権を譲ることを拒否した[8]。2022年11月11日に法務大臣と内務大臣を更迭し、そのうち内務大臣を自らが代行し兼任した[9]

脚注

公職


先代
クロード・ジョセフ
ハイチの旗 ハイチ共和国大統領(代行)
2021 -
次代
先代
クロード・ジョセフ
ハイチの旗 ハイチ共和国首相
2021 -
次代