わたしを離さないで
わたしを離さないで Never Let Me Go | ||
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著者 | カズオ・イシグロ | |
訳者 | 土屋政雄 | |
発行日 |
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発行元 |
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ジャンル | サイエンス・フィクション | |
国 |
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言語 | 英語 | |
形態 | 上製本 | |
ページ数 | 349 | |
公式サイト | www.hayakawa-online.co.jp | |
コード | ISBN 978-4-15-208719-5 | |
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『わたしを離さないで』(わたしをはなさないで、原題:Never Let Me Go)は、2005年発表のカズオ・イシグロによる長編小説。同年のブッカー賞最終候補作。
あらすじ
「介護人」キャシーはヘールシャムで「提供者」たちの世話をしていた頃の記憶を静かに思い返していく。閉鎖的でありながら落ち着いたヘールシャムの牧歌的な世界は、キャシーの回想が進むにつれてそのグロテスクな全貌を明らかにしていく。
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評価
抑制された文体で人間と社会の新たな関係を描き出した本作は、英文学者の柴田元幸がイシグロの最高傑作と激賞する一方[1]、作家の佐藤亜紀はあまりにエモーショナルな情動を追いすぎていると酷評し、2006年のワースト作品であると公言した[2]。
邦訳
映画
詳細は「わたしを離さないで (映画)」を参照
キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ主演、マーク・ロマネク監督で映画化され、2010年に公開された。イシグロ自身も製作総指揮として名を連ねている[3]。