かぶりとは、鉄筋コンクリートの設計に用いる項目のひとつで、鉄筋からコンクリート表面までの最短距離のこと。コンクリート工学の用語。建築用語ではかぶり厚という。
かぶりは鉄筋を酸化から守る役割を果たしている。したがって、これが不足すると、鉄筋が酸化をはじめ、鉄筋コンクリートの強度を著しく低下させる。塩害によって被害を受けた建築物において、かぶり厚の不足が原因であることも多い。かぶりが不足している鉄筋コンクリートは配筋が浮き上がって見えることがある。
建築物の鉄筋コンクリートは建築基準法により、必要なかぶり厚が柱、梁、床スラブなどの部位に分けられて指定されている[1]。
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