YXIMALLOO

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YXIMALLOO(イシマルー)は、日本ミュージシャンである。本名は石丸尚文 (いしまる なおふみ)。アイルランド在住。

Kompakt== 経歴 ==ESP Disk

1970年代後半より活動を開始し、1980年から90年にかけて宅録によるカセットテープの作品を発表していた[1]。その後1990年代には作品群がCD化されている。1990年代中頃に活動を中止したが、現在再び活動を開始している。

本人曰く“九州の片田舎”出身[2]。1970年代、17歳の時にフォーク・ジャンボリーに出演[3]。 大学進学で上京[3]。1975年頃からシュガー・ベイブ細野晴臣荒井由実キャラメル・ママのマネージメント事務所に入り[2]、コンサートを企画[3]。しかし自身が音楽家として活動するため1年で退職[2]

1981年より本格的にライヴ活動を開始。西麻布の地下にあったニューウェイヴ・ディスコ、青山のクーリー・スクリークなどに出演し、その録音を1983年にカセットでリリース。この最初のカセットは、海外ラフ・トレードにより1000本ディストリビュートされた[3]

1987年、フィラデルフィアの友人-Silt Breeze,Furry Couch-のところに居候をしていたイシマルーが、モー・タッカーとツアー中だったジャド・フェアにコンタクトを取り、2本目のカセットを送り[2]、以降、ジャドとテープのやり取りを開始[4]。イシマルーのほとんどのテープのジャケットイラストはジャドが描いている。1987年、1988年、1990年に海外ツアー。1992年に共同名義によるCD『JAD&NAO』をリリース[4]。この音源は1990年の6月と9月に行われたスタジオ録音10曲と、ジャドのこれまでのボツ曲などを組み合わせたもので、全75曲入り[4]。この録音にはダニエル・ジョンストンも誘っていたが、ダニエルの体調が良くなかったため実現しなかった[4]

1990年代に起きたローファイブームにおいて、日本におけるローファイの先駆者として注目された。1995年にはコステスとツアー。コステスはボアダムスのオファーを断ってイシマルーとの共演を選んだ[5]

ESP Disk released "UNPOP" in 2008. Though KOMPAKT didn't notice the ESP Disk release and released 12" "Wanted" to look for who he or she is in 2012.

Tadhg O'sullivan and Feargal Ward made 75 minutes documentary film 「Yximalloo」under Irish Film Board from 2012 till 2013.

Yximalloo keeps to create Glitch dance beats to released 19 CDR and more.

ディスコグラフィー

  • ざ わーすと おぶ 一九八一
  • ざ わーすと おぶ 一九八二
  • ざ わーすと おぶ 一九八四
  • ざ わーすと おぶ 一九八六
  • ライブ
  • キッチュ シャーマン
  • テクノ シュライン コアイアー
  • Unpop
  • The Best of Yximalloo 1
  • The Best of Yximalloo 2
  • The West of Yximalloo 3

出典

  1. ^ 屋根裏、どどいつ文庫、伊藤ばるぼら、タコシェ、野中モモ、ダブロイド、福井康人『世界のサブカルチャー』翔泳社、2008年。ISBN 4798113581 
  2. ^ a b c d 『ミュージック・マガジン』1995年4月号、ミュージック・マガジン社、1995年。p110-111「People イシマルー」
  3. ^ a b c d 『remix』21号、アウトバーン、1993年。p109「ジャドとの共作『JAD&NAO』を発表した石丸尚文インタビュー」
  4. ^ a b c d 『remix』22号、アウトバーン、1993年。p39「キング・オブ・チープ・アヴァンギャルド王、イシマルー」
  5. ^ 『D'artie』2号、TRANSIT D'artie編集部、1996年。p28-33「YXIMALOO INTERVIEW」

外部リンク