ティール・ココ

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ティール・ココ
Teale Coco
ティール・ココ（2017年1月）
生誕 Teale Coco Roiz
(1992-03-06) 1992年3月6日（32歳）
オーストラリアの旗 オーストラリア メルボルン
職業 ファッションモデル、衣裳デザイナー、写真家、クリエイティブ・ディレクター、実業家
活動期間 2012年 -
公式サイト tealecoco.com
モデル情報
身長1.77 m (5 ft 10 in)[1]
髪の色ブロンド
眼の色グリーン
事務所モンスター・マネジメント（イタリア）
ズッカ（東日本）
コスモポリタンモデルエイジェンシー（西日本）

ティール・ココ（Teale Coco、1992年3月6日 - ）は、オーストラリア出身のファッションモデル、衣裳デザイナー、写真家である。

若年期と教育[編集]

ティーレ・ココは、オーストラリア・メルボルンで生まれた[2]。幼い頃に写真に興味を持ち、自分自身や周囲の環境を撮影していた[3]。

メルボルンのRMIT大学に入学して写真学とファッションを専攻し、2012年に学士号を取得して卒業した[3]。『i-D（英語版）』誌のインタビューで、写真の学位を取得するために勉強しているときに、地元のモデルエージェンシーにスカウトされ、ニュージーランド、韓国、日本の海外エージェンシーと契約したと語っている[4]。大学卒業後、日本で国際契約を結び、東京と大阪のエージェンシーと契約を結んだ[5]。

モデル[編集]

イギリス・ロンドンのPremier Models[6][7]、イタリア・ミラノのMonster Mgmt[8][9]、アメリカ・ニューヨークのMuse Models[1][10]と契約し、世界で活動した。

2016年、エドワード・エニンフル（英語版）の編集、クレイグ・マクディーン（英語版）の撮影により、『W（英語版）』誌2016年8月号でモデルおよびアーティストとして特集された[11]。ブランドン・マーサーの撮影、ニコラ・フォルミケッティのスタイリングによる特集が、『ロフィシェル（英語版）』イタリア版2016年9月号17号に掲載された[12]。

その直後、『デイズド（英語版）』誌の25周年記念号で、テリー・リチャードソンの撮影、ニコラ・フォルミケッティのスタイリングによりマリリン・マンソンとともに特集され、ディーゼルブランドとともに、自身の名を関した衣装を身に着けた[13]。

また、『NAKID』[14]、『Schön！』[15]、『KALTBLUT』[16]、『Fashion Journal』[17]、『Elusive』[18]、『Vulkan』誌[19]など、数多くのオンライン版雑誌に登場している[20]。

2016年には、アメリカのポップ・シュールレアリスト・アーティスト、マイケル・ハサー（英語版）の絵画の被写体としてポーズをとった[21][22]。

デザイナー[編集]

東京を旅行中に、彼女はフェティッシュなアクセサリーのデザインを始めようと思った[23]。彼女はデザインに、日本古来の芸術である「緊縛」（縛り）を取り入れた[24]。彼女はデザインしたアクセサリーを"Teale Coco"というブランド名でオンライン販売を始めた[25][26]。

ココはInstagramへの投稿からデザイナーとしてのキャリアをスタートさせた。2015年に『I-D』誌で「ソーシャルメディア・スター」と評された[4]。2013年、自身の名を冠したファッションレーベル"Teale Coco"をオープンし、フェティッシュな雰囲気の服やアクセサリーのコレクションを販売した[3]。

ココは、デザインに関する正式な教育を受けておらず、自分の個人的な趣味からインスピレーションを得てデザインをしていた[2]。その後すぐにプロの裁縫師と契約し、彼女のデザインを製造するための協力を受けた[2][27]。ココは、「性別、年齢、サイズに制限があってはならない」という「ボディ・ポジティブ・ムーブメント」に参加しており、彼女のデザインは、全てのサイズがそろっており、また、カスタマイズが可能になっている[2][27]。

ココのデザインは、翌年の2016年6月にVogue.comで紹介された[27]。2017年4月、『ヴォーグ』ドイツ版は、"Hard and tender: How young designers bring "fetish" into the mainstream"という特集記事を掲載した[2]。

2017年、ココは会社名を"Teale Coco The Brand"から"Teale Coco The Label"に変更した。

脚注[編集]

  1. ^ a b Global, cDs. “Muse NYC - TEALE COCO”. musenyc.com. 2016年11月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e http://m.vogue.de/mode/mode-trends/fetisch-trend-teale-coco
  3. ^ a b c https://tealecoco.com/pages/bio
  4. ^ a b “the empowering fetish universe of teale coco”. i-D (2015年11月4日). 2016年11月13日閲覧。
  5. ^ Evans, Hayley (2015年4月10日). “Teale Coco Designs Empowering Accessories Inspired By Occultism, Fetish, And Human Anatomy”. beautifuldecay.com. 2016年11月13日閲覧。
  6. ^ mediaslide.com. “Teale Coco - Premier Model Management”. premiermodelmanagement.com. 2016年11月13日閲覧。
  7. ^ mediaslide.com. “Teale Coco instagram - Premier Artists”. premierartists.com. 2016年11月13日閲覧。
  8. ^ “TEALE COCO”. monster-mgmt.com. 2016年11月13日閲覧。
  9. ^ “Models”. monster-mgmt.com. 2016年11月13日閲覧。
  10. ^ “Muse NYC”. musenyc.com. 2016年11月13日閲覧。
  11. ^ “Street style is all about self-expression”. W. (2016年8月16日). http://www.wmagazine.com/gallery/street-style-fashion-photography-self-expression/all 2016年11月4日閲覧。 
  12. ^ “Beyond Millenia”. L'Officiel. 2016年12月28日閲覧。
  13. ^ “All- American Nightmare”. Dazed. (2016年8月16日). http://www.dazeddigital.com/music/article/32839/1/marilyn-manson-all-american-nightmare 2016年11月4日閲覧。 
  14. ^ “THAT 70'S GIRL – TAMARA SKY + MEGAN BATSON {EXCLUSIVE EDITORIAL/ DOUS!}”. nakidmagazine.com (2016年9月15日). 2016年11月13日閲覧。
  15. ^ “chimera”. Schön! Magazine. 2016年11月13日閲覧。
  16. ^ “All Eyes On: Teale Coco -”. KALTBLUT Magazine (2016年10月5日). 2016年11月13日閲覧。
  17. ^ “FJ Shoot: The Land of Milk and Honey”. fashionjournal.com.au (2015年8月14日). 2016年11月13日閲覧。
  18. ^ “Teale Coco by Zoe Economides”. elusivemagazine.com. 2016年11月13日閲覧。
  19. ^ “TEALE COCO / Vulkan Magazine”. livrah.com. 2016年11月13日閲覧。
  20. ^ “Teale Coco - Model”. MODELS.com. https://models.com/models/teale-coco 2017年10月30日閲覧。 
  21. ^ “Instagram post by H U S S A R • Jul 16, 2016 at 4:42pm UTC” (英語). Instagram. 2017年10月30日閲覧。
  22. ^ “Instagram post by H U S S A R • Jul 15, 2016 at 10:05pm UTC” (英語). Instagram. 2017年10月30日閲覧。
  23. ^ Okwodu, Janelle (2016年6月16日). “Meet the Model Bringing Fetishwear Into the Mainstream”. Vogue. 2016年11月13日閲覧。
  24. ^ “Model/Provocateur Teale Coco Is Bound to Be Sexy”. Playboy. (2017年6月5日). http://www.playboy.com/articles/slow-your-scroll-teale-coco-interview 2017年10月30日閲覧。 
  25. ^ https://tealecoco.com
  26. ^ “#002: CERN Physicist Dr. James Beacham, Teale Coco” (英語). idobi Network. (2017年5月15日). https://idobi.com/podcast/002-cern-physicist-dr-james-beacham-teale-coco/ 2017年10月30日閲覧。 
  27. ^ a b c “Meet the Model Bringing Fetishwear into the Mainstream” (2016年6月16日). 2021年10月12日閲覧。

外部リンク[編集]

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