Shutterstock

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Shutterstock, Inc.
種類
Public
市場情報 NYSESSTK
業種 ストック写真, ストック・フッテージ, 音楽管理
設立 2003
創業者 Jon Oringer
本社
主要人物
Jon Oringer (CEO)
Steven Berns (CFO)
Catherine Ulrich (CPO)
製品 Shutterstock Editor, Shutterstock Tab, Shutterstock Image Subscription
サービス ストック写真許諾
所有者 Jon Oringer (46.3%)[1]
従業員数
700
子会社 Bigstock
Rex Features
PremiumBeat
Offset
WebDAM
ウェブサイト https://www.shutterstock.com/ja/

Shutterstock(シャッターストック)は、アメリカのニューヨークに本社を置くストックフォト企業である。3億5000万点以上のロイヤルティフリーのストックフォト、ベクター画像、イラストをインターネット経由で提供する。また、2100万以上の映像・音楽素材のライセンスも取り扱う。当初は定額課金制であったが、2008年に個別取引にも対応可能になった。2012年にニューヨーク証券取引所に上場。

歴史

2003年、自ら3万点の画像を制作、所有していたジョンオリンガー氏(en:Jon Oringer)により会社が設立される。その後、他の作家の作品も取り扱うようになる。他の同業者が始める前に、いち早く「サブスクリプション」と呼ばれる画像ライセンスの販売方法を導入。(固定の月額又は年額料金で、一日あたり25枚、もしくは一月あたり750枚までの購入といった方法。)2006年には静止画に加えて、動画も「サブスクリプション」で販売を開始[2]

シャッターストックが始めた「サブスクリプション」でのライセンス販売は固定料金で画像を使いたかった多くのユーザーに支持され、売上、販売枚数ともに急成長。その後、同業他社もシャッターストックに追従して「サブスクリプション」を導入することとなる。

2008年には「オンデマンド」と呼ばれる、契約後1年間であればいつでも画像を選んでダウンロードできるサービスをユーザに提供開始。2009年にはビッグストックフォト社を買収(ブランド名はビッグストックフォトで変わらず。[3])そして2012年10月、ニューヨーク証券取引所に上場を果たす[4]。(ティッカーコードはSSTK)

出展者

出展者はシャッターストックに写真やイラスト、動画など、自分の作品を登録すれば、全世界のユーザーに向けてライセンスの販売ができる。作品を販売するためには、事前に品質チェックを受けて、シャッターストックより認定を受ける必要がある。認定を受けた作家の作品は、再度品質や、肖像権、著作権などのチェックを経て、シャッターストックのサイトで公開、販売が開始される。他のストック写真の会社と同様に、ライセンスが販売されたあと、ロイヤリティーという形で作家に著作権料が支払われる。[5]

グローバル展開

シャッターストックは150カ国、40,000人の作家より作品を預かり、日本語を含む世界20カ国語で画像の検索と購入ができるシステムを構築。全世界のユーザーにライセンスを販売している[6]

脚注

外部リンク