SANYO-CYP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社 SANYO-CYP
(登記名:株式会社サンヨー・シーワィピー)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
540-0014
大阪府大阪市中央区龍造寺町8番15号
設立 1969年8月
業種 その他製品
法人番号 4120001080604
事業内容 写真製版・オフセット印刷・色校正及UV校正
代表者 代表取締役社長 山村 健司
資本金 5,000万円
従業員数 116名(2019年2月20日現在)
関係する人物 山村悳唯(創業者)
外部リンク https://www.sanyo-cyp.com/
テンプレートを表示

株式会社SANYO-CYP(サンヨーシーワイピー)は、大阪市中央区に本社を置く印刷会社である。

沿革[編集]

  • 三洋社
    • 1969年 - 大阪市生野区にて「三洋社」として創業
    • 1990年 - 三洋社を「株式会社三洋社」に改名
  • CYP
    • 1985年 - 大阪市東区に「ナショナル製版」として創業
    • 1989年 - ナショナル製版を「株式会社CYP」に改名
  • SANYO-CYP
    • 2001年 - 「株式会社CYP」を「株式会社三洋社」に合併し「株式会社SANYO-CYP」に改名

胆管がん問題[編集]

2012年、1996年以降、同社の従業員のうち13人が胆管がんにかかり、うち7人が死亡していることが、労働者支援団体や厚生労働省の調査により判明した。これについては、換気の不十分な工場内に、インクを落とす洗浄剤に含まれる化学物質「1,2-ジクロロプロパン」「ジクロロメタン」が充満していたことが原因である疑いがある。2012年7月現在、同社の代理人は「(業務とがん発症の関係が)判明したら補償や謝罪を考える。国の調査を待つ」としている。[1]2013年、厚生労働省は化学物質「1、2ジクロロプロパン」と「ジクロロメタン」とを胆管がん発症の原因と認め、労災認定する意向を示し、[2]同年3月27日、大阪中央労働基準監督署は現元従業員計16人(うち死亡8人)を労災認定した。[3]

脚注[編集]

外部リンク[編集]