カリム・アディプラシト

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Karim Adiprasito
Karim Adiprasito, Oberwolfach, 2012
生誕 1988年
研究分野 Mathematics
研究機関
出身校 Free University of Berlin
博士課程
指導教員		 Günter M. Ziegler
プロジェクト:人物伝
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カリム・アレクサンダー・アディプラシト（Karim Alexander Adiprasito, 1988年 - ）は、ドイツの数学者。コペンハーゲン大学[1]とエルサレム・ヘブライ大学を兼任してコンビナート論を研究する。2013年にベルリン自由大学でギュンター・M・ジーグラーの指導の下、博士号を取得した。ドイツ系とインドネシア系の血を引き、インドネシア人の姓を名乗っている[2]。 アーヘン出身。

業績[編集]

彼は、離散幾何学、特にポリトープの実現空間に関する彼の仕事のために2015年のコンビナティクスのヨーロッパ賞を受賞した[3]。特に（レジェンドレとスタインツにさかのぼる）射影的にユニークな多面体上のPerlesとShephardの古い問題の解決のために、分析的手法を使用して離散幾何学への彼の広範で深い貢献 "を引用していている。

許埈珥、Eric Katzとの共同研究では、マトロイドの特性多項式の対数空洞に関するHeron-Rota-Welshの予想を解決した[4]。Huhとともに、2019年の数学ブレイクスルー賞New Horizons in Mathematics Prizeの5人の受賞者のうちの1人であり、Breakthrough Prize in Mathematicsに加わっている[5]。

ミハイル・グロモフの有界曲率空間に関する研究を用いて、彼は多様体のフラグ三角形化のためのHirsch予想を解決した。

2018年12月には、単純化された球に対するPeter McMullenのg-conjectureを証明した[6]。この業績により、欧州数学会の2020年EMS賞を受賞した[7]。

参考文献[編集]

  1. ^ “Karim Adiprasito, professor of Mathematics” (2019年11月8日). 2019年11月18日閲覧。
  2. ^ Webmaster (2019年11月8日). “Karim Adiprasito, professor of Mathematics” (英語). www.math.ku.dk. 2020年6月9日閲覧。
  3. ^ “The European Prize in Combinatorics”. uib.no. 2015年9月19日閲覧。
  4. ^ “Combinatorics and more” (2015年8月14日). 2016年3月25日閲覧。
  5. ^ Dunne, Edward (October 20, 2018), “Break on Through”, Beyond Reviews: Inside MathSciNet (American Mathematical Society), https://blogs.ams.org/beyondreviews/2018/10/18/break-on-through/ 
  6. ^ Kalai, Gil (2018年12月25日). “Amazing: Karim Adiprasito proved the g-conjecture for spheres!” (英語). Combinatorics and more. 2020年6月9日閲覧。
  7. ^ “8th European Congress of Mathematics”. 8th European Congress of Mathematics. 2020年6月9日閲覧。

外部リンク[編集]

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