Kappa

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Kappaは1984年ロス五輪のアメリカ合衆国陸上チームのユニフォームを手がけた。

Kappa(カッパ)は、イタリアスポーツ用品専門のブランドである。

概要

1916年、Kappaを生み出すことになるMaglificio Calzificio Torinese(MCT)社の前身であるSocieta Anonima Calzificio Torinese(SACT)社がイタリア、トリノで設立された。その後、Kappaブランドは1967年に生まれ、1970年代から本格的に展開を始める。

ブランド名は、ギリシャ文字のΚ(カッパ)から。ロゴの背中合わせの男と女のモチーフは「OMINI(オミニ)」と呼ばれる。OMINIはアダムとイヴを意味しているという説があるが実際はその意味はなく、ブランドの黎明期に水着のモデル撮影でたまたま撮影された男女の写真を元にデザインされた。

日本では1983年株式会社フェニックスがMCT社と技術提携し、Kappaブランドのアスレチックウェアを発売していた。

Jリーグでは2006年コンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)2007年ジェフユナイテッド市原・千葉とユニフォームサプライヤーとして契約。「カッパ・バンダ」と呼ばれるオミニ・ロゴを反復したテープデザインや、「ビッグオミニ」と呼ばれる、両肩に大きく施されたロゴがデザイン上の特徴である。

また、2005年には札幌に初めて直営ショップをOPENさせた。その後は、東京にも直営店をOPENさせている(2014年8月閉店)。海外のサッカークラブとも契約しており、セリエAブンデスリーガリーガ・エスパニョーラロシア・プレミアリーグなどにもKappaのユニフォームを着用しているクラブがある。

シューズに関しては日本でムーンスターがライセンス販売をしている(2018年12月終了)。

外部リンク