JUDGEMENT SILVERSWORD

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JUDGEMENT SILVERSWORD』(ジャッジメントシルバーソード)とは、M-KAIが開発した縦スクロールシューティングゲーム

概要[編集]

ワンダースワンのプログラム開発ソフトワンダーウィッチのソフトウェアコンテスト「WWGP2001」でグランプリを受賞。ワンダースワンカラーおよびスワンクリスタル専用で、縦向きに持ってプレイするスタイルとなっており、アーケードゲームの縦スクロールSTGのような感覚を味わえる。携帯ゲーム機の作品でありながら、シンプルなゲームシステムと各ステージでの充実した内容であった。

その後、『JUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition-(ジャッジメント・シルバーソード リバースエディション)』と改題し、内容を強化してキュートから製品化された。製品版は出荷数が少なく、プレミアが付いた。その後、発売元を変え、不定期に再発売された。

また、本作品のリソースを再利用したミニゲームSTG『CARDINAL SINS(カーディナル・シンズ)』も作られた。

なお、WWWGP2001投稿版、及び『CARDINAL SINS』はワンダーウィッチ上で実行できるリソースファイルとして配布されている。

デフォルトで設定されているスコアネームは、これまでにM-KAIが作成したゲームの名前に由来している。

システム[編集]

前方ショット、左右に広がるワイドショット、円形のシールド(敵弾を防ぐ、敵にダメージを与える)であるフォースフィールドの三種類を駆使し、タイムアタック形式となっている各面を攻略する。

ゲームをプレイした時間によりOPTIONの項目が充実し、攻略がやりやすくなるようになっている。

バリエーション[編集]

フリーソフト[編集]

  • JUDGEMENT SILVERSWORD (WWGP2001提出版)
  • JUDGEMENT SILVERSWORD (上記作品のバグ修正版rev.1227)
  • CARDINAL SINS -JUDGEMENT SILVERSWORD Recycle Edition- (上記作品のサウンド、グラフィック等のリソースを再利用したミニゲーム縦STG)

製品版[編集]

  • JUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition- 一期生産版 2004年Qute発売
  • JUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition- 二期生産版(受注生産) 2004年Qute発売
  • JUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition- (再発版)2005年Glep発売

関連項目[編集]

  • DicingKnight. - 紫雨陽樹によるワンダーウィッチで制作されたソフト。「JUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition-」の次に発売されたワンダースワン最後のソフトである。
  • エスカトス - M-KAIが関わっているSTG。システムが本作をベースにしたものになっている。本作および派生作の2つが移植されている。
  • steam - エスカトスともに配信されている(別売)。

外部リンク[編集]