HAT-P-3b

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HAT-P-3b
太陽系外惑星 太陽系外惑星の一覧
Exoplanet Comparison HAT-P-3 b.png
木星との比較図
主星
恒星 HAT-P-3
星座 おおぐま座
赤経 (α) 13h 44m 23s
赤緯 (δ) +48° 01′ 43″
距離 457 ± 42 ly
(140 ± 13 pc)
スペクトル分類 K[1]
軌道要素
軌道長半径 (a) 0.03894 AU
離心率 (e) 0
周期 (P) 2.899703 d
軌道傾斜角 (i) 87.24°
近日点引数 (ω)
近日点通過時刻 (T0) 2454218.7598 ± 0.0029 JD
準振幅 (K) 89.1 ± 2.0 m/s
物理的性質
質量 (m) 0.599 ± 0.026[1] MJ
半径 (r) 0.890 ± 0.046[1] RJ
密度 (ρ) 1060 ± 170[1] kg/m3
表面重力 (g) 12.3 m/s² (1.25 g)
発見
発見日 2007年7月28日
発見者 HATネット(Torresら)
発見方法 食検出法
現況 公表

HAT-P-3b は、2007年にHATネットによって発見された太陽系外惑星で、2.9日周期で恒星の周りを公転する高温の木星型惑星ホット・ジュピター)である。主星の HAT-P-3 (GSC 03466-00819) は、太陽系から460光年離れたおおぐま座の方向にあり、太陽より少し小さい[2]

概要[編集]

HAT-P-3bは恒星から0.039AUの距離を2.9日で公転している。惑星の軌道平面と地球から見た視線方向が重なっているため、2.9日毎に惑星の恒星面通過による主星の見かけ上の減光が観測される。

惑星の質量平均密度は、それぞれ0.6木星質量、1.05g/cm3と計算されており、いずれも木星土星の中間に相当する。恒星に近い軌道を周回する惑星は大気が熱せられて膨張する傾向があるため、HAT-P-3bはホットジュピターとしては高密度だと考えられており、惑星の構造のモデルに基づいてHAT-P-3bの質量・密度を説明するためには、地球質量の75倍の重元素が惑星に含まれると仮定する必要がある。これは惑星の全質量の3分の1に当たる[2]

HAT-P-3bと同様に、平均密度から大量の重元素を含むことが推測されている系外惑星としては、HD 149026 bXO-3b が知られている。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]