ENTROPY PRODUCTIONS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。渡邉隆之介 (会話 | 投稿記録) による 2022年3月15日 (火) 10:00個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (新規作成)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ENTROPY PRODUCTIONS
ビブラストーンスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロックヒップホップ
時間
レーベル ポニーキャニオン
ビブラストーン アルバム 年表
Vibra is Back
1989年
ENTROPY PRODUCTIONS
1991年
Smile!! It's not the end of the world
1993年
テンプレートを表示

ENTROPY PRODUCTIONS』(エントロピー・プロダクションズ)は、1991年7月3日ポニーキャニオンから発売された、ビブラストーンのメジャー1作目のオリジナル・アルバム[1][2][3]

解説

近田春夫率いるビブラストーンの新作。バンド初のスタジオ・レコーディング・アルバムとなっている。アルバムインディーズで発売された前作かつライブ盤の『Vibra is Back』同様に、本作も歌詞カードは添付されていない。

全曲を通して感じられるメッセージは世の中の理不尽な対象に対しての痛烈なアイロニーであり、各曲の歌詞には著名人の実名もふんだんに出てくることから、メジャーレーベルの発売でありながら、かなり過激な内容であると発売当初に評されていたが、打ち込みでなく生楽器を存分に効かせたバンドが織りなすサウンドに乗せた日本語によるヒップホップは過去に無い新しさを生み出したとも言われている。

本作のオープニングを飾る楽曲「ジェットコースター」には、1989年に「Fade Out」を近田が楽曲提供、メンバーが演奏に参加した縁から小泉今日子が曲中の「ジェットコースター」のシュプレヒコールに参加している。

収録曲「ジェットコースター」「調子悪くてあたりまえ」「MIKKY-D」「金っきゃねえ」の4曲は、1991年7月と9月にそれぞれ2曲ずつピックアップされ、12cmCD規格のリミックス・ヴァージョン・シングルとして発売された。

収録曲

作詞;近田春夫/作曲:近田春夫(特記以外)Dr.Tommy(1)近田春夫&Dr.Tommy(5)/編曲:ビブラストーン

  1. ジェット・コースター(5分50秒)
  2. コマーシャル・スター(5分15秒)
  3. 調子悪くてあたりまえ(5分24秒)
  4. パブリック・エネミー(5分46秒)
  5. 一日中ボケーッ(5分48秒)
  6. MIKKY-D(3分52秒)
  7. 金っきゃねえ(4分35秒)
  8. 3ナンバー(8分39秒)
  9. 人間バーベキュー(6分40秒)

関連事項

脚注

  1. ^ VIBRASTONE/ENTROPY PRODUCTIONS”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2022年3月15日閲覧。
  2. ^ Inc, Sony Music Solutions. “音楽ダウンロード・音楽配信サイト mora ~WALKMAN®公式ミュージックストア~”. 2022年3月15日閲覧。
  3. ^ ENTROPY PRODUCTIONS / ビブラストーン on OTOTOY Music Storehttps://ototoy.jp/_/default/p/2991962022年3月15日閲覧