ChromeOS Flex
Chrome OS Flex(クローム・オーエス・フレックス)は、GoogleグループのNeverwareが提供するオペレーティングシステム(パーソナルコンピュータの標準機動ソフト)である。
Chrome OS Flexの前身はChromiumで構築した「CloudReady(クラウド・レディー)」というOSで、中古パソコンなどをChromebook並みの操作性で利用できるようになっていた。[1]主に業務用(企業・団体・学校などの教育機関など)向けに利用されていた。[2]
このNeverwareが2020年12月にGoogleの傘下に入ることになり[2]、その「CloudReady」の改良版OSとして開発されたのが「Chrome OS Flex」である。[3]
「Chrome OS Flex」の特性として、すでにOSの更新・サポートが終了している中古のパソコン(Microsoft Windowsシリーズ、macOSシリーズ問わず[4])でもインストールができるため、Google ChromeOSが標準装備されている純正パソコン並みの操作性に優れている。[3]ただし、Google Play(アプリストア)やandroidアプリ、仮想マシンなどのサポートができないこと、一部のハードウェアが動作しないことなど、通常のChromebookとは異なる操作になるものもある反面、従来のハードディスクドライブ方式等の低スペックのパソコンにも対応している点もある。[5]
このChrome OS Flexを利用した中古パソコンの販売を行っている業者[6]も存在する。
- 必要とされる最低限のスペック[5]
出典
- ^ Shontell, Alyson (2011年9月21日). “Hey Young, Hot New Yorkers: Why Aren't You Building Useful Businesses?”. Business Insider 2022年10月28日閲覧。
- ^ a b グーグル、古いPCを無料でよみがえらせる「Chrome OS Flex」を発表(ZD NET JAPAN)
- ^ a b 古いWindows PCやMacがよみがえる、話題のChrome OS Flexとは(P1 日経クロステック)
- ^ “Get ChromeOS Flex for PC or Mac” (英語). Chrome Enterprise. 2022年10月28日閲覧。
- ^ a b 古いWindows PCやMacがよみがえる、話題のChrome OS Flexとは(P2 日経クロステック)
- ^ 例:ChromeOS Flex搭載の中古パソコン販売開始(サテライトオフィス)