CROSS RISING LIVE 600

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CROSS RISING LIVE 600(クロス・ライジング・ライヴ・シックス・オー・オー)は、CROSS FMで放送されていたラジオ番組。 放送期間は2001年10月1日2003年3月30日、北九州本社第2スタジオから生放送された。

概要

  • 2001年秋の番組改編によりスタートした番組で、同局としては初の、平日午前6時台の生放送番組であった。
  • ニュースや天気予報に1980年代の洋楽を中心に選曲された音楽を織り交ぜて放送した。
  • 放送形式はナビゲーターが選曲、しゃべり、放送機器の扱いまですべてを1人で行う、いわゆるワンマンDJスタイルで行われた。

放送時間

2001年秋〜2002年春
毎週月曜日金曜日 6:00〜6:55
  • 但し、最初の1週のみ6:00〜7:00
2002年春〜2002年秋
毎週月曜日〜土曜日 6:00〜7:00
2002年秋〜2003年春
毎週月曜日〜金曜日6:00〜6:55
毎週土曜日・日曜日 6:00〜7:00
  • 2001年秋〜2002年春、2002年秋〜2003年春の月曜日〜金曜日6:55〜7:00は「明日への伝言板」が放送された。

ナビゲーター

2001年秋〜2002年春
ROLLING SATURDAY」以来、半年振りの同局復帰であった。
以前から同局でのラインアナを務めていたが、レギュラー番組はこれが初担当。そのため最初3ヶ月は佐藤がディレクションする横で吉岡が番組進行をし、2002年1月初旬より吉岡もワンマンDJスタイルに移行した。
2002年春〜2003年秋
  • 吉岡純子(月、火)
この頃から月〜水曜日午前中のラインアナも務めるようになり、同局一番の働き者と呼ばれるようになった。
  • 佐藤忠典(水〜土)
この改編から土曜日の「X FUTURE RADIO ON SATURDAY」も担当するようになり、この番組と2番組連続の担当となった。
2002年秋〜2003年春
  • 吉岡純子(月、火)
  • 佐藤忠典(水〜土)
  • 八木徹(日)
八木は自身の同局初担当番組であった「WEEKEND VIEW」以来、早朝番組の担当であった。またこの時期は「X FUTURE RADIO ON SUNDAY」も担当しており、佐藤同様2番組連続の担当となった。

タイムテーブル

6:00 オープニング→1曲
6:10 News Flash→2曲
6:25 Weather Forecast(天気予報)→2曲
6:35 News Flash→ Weather Forecast→1曲(もしくは2曲)
6:50 エンディング
6:55 Final Run(最後の曲、この曲を聴きながら番組が終了する)
  • 前述の「明日への伝言板」放送時はエンディング以降が5分繰り上げられた。また月末の最終金曜日は6:52頃から「番組審議会からのお知らせ」が放送されたため、エンディング以降が3分ほど(「明日への伝言板」放送時は8分ほど)繰り上げられた。

番組放送時の早朝番組の変遷

2001年春〜2001年秋の番組表
放送時間 月曜日〜金曜日   土曜日     日曜日  
5:00〜6:00 CROSS RISING 500 CROSS RISING 500 CROSS RISING 500
6:00〜7:00 CROSS RISING 600 CROSS RISING 600 CROSS RISING 600


2001年春までのCROSS FMの早朝番組の編成は、平日の5:00〜6:00がフィラー番組で6:00〜7:00が録音番組、週末は5:00〜7:00に2時間の録音番組であったが、この春の改編で全てフィラー番組に移行し、毎日5:00〜6:00を「CROSS RISING 500」、6:00〜7:00を「CROSS RISING 600」として音楽をノンストップで放送していた。


2001年秋〜2002年春の番組表
放送時間 月曜日〜金曜日   土曜日     日曜日  
5:00〜6:00 CROSS RISING 500 CROSS RISING 500 CROSS RISING 500
6:00〜7:00 CROSS RISING LIVE 600 FREESTYLE CAFE FREESTYLE CAFE
  • 月曜日〜金曜日の6:55〜7:00は「明日への伝言板」を放送。


しかし2001年秋の改編で同局初の試みとして早朝の生放送を行うこととなり、「CROSS RISING 600」が生放送の「CROSS RISING LIVE 600」にリニューアルされた。また週末には新人ナビゲーターの育成を行うことを意として「FREESTYLE CAFE」がスタート、宮城亜矢子(毎・土)、そうたあかね(隔週・日)、伊東英美(隔週・日)がナビゲーターを担当した。この番組のディレクションも佐藤忠典が担当していたものと思われる。ちなみにこの3人のうち、番組終了後も同局でナビゲーターを担当したことがあるのは伊東英美だけで、残る2人はこの番組終了後、同局での出演はない。なお同局で現在放送中の「SUNDAY FREESTYLE CAFE」とはメールアドレスが同一である以外、何の関連もない。

また金曜日の「CROSS RISING 500」では同年8月10日9月7日の5:00〜7:00、及び10月12日5:00〜6:00の3回にわたって放送された特別番組「CROSS RISING SPECIAL〜Dobbのロック塾」が好評だったため、同年11月2日より「CROSS RISING 500〜Dobbのロック塾」としてレギュラー化され、2002年秋までこの番組の金曜版として放送された。なお、この「Dobbのロック塾」は「CROSS RISING 500」終了後も放送時間を変更しつつ、2007年春まで放送された。


2002年春〜2002年秋の番組表
放送時間 月曜日〜金曜日   土曜日     日曜日  
5:00〜6:00 CROSS RISING 500 CROSS RISING 500 CROSS RISING SUNDAY SPECIAL
6:00〜7:00 CROSS RISING LIVE 600 CROSS RISING LIVE 600 CROSS RISING SUNDAY SPECIAL
  • 金曜日の5:00〜6:00は「CROSS RISING 500〜Dobbのロック塾」。


2002年春の改編により、佐藤は「CROSS RISING 500」の番組制作も担当するようになり、日替わりのジャンルを設定して選曲しては放送を行っていた。(もともと佐藤は制作側の人間であり、一時期は番組を自宅で制作していたらしい。)またこの時期の日曜日5:00〜7:00には別館的番組「CROSS RISING SUNDAY SPECIAL」を放送、土曜日のADを務めていた大川直子がナビゲーターを担当した。


2002年秋〜2003年春の番組表
放送時間 月曜日〜金曜日   土曜日     日曜日  
5:00〜6:00 (火〜金は4:00〜)UPLINK (4:00〜)UPLINK UPLINK
6:00〜7:00 CROSS RISING LIVE 600 CROSS RISING LIVE 600 CROSS RISING LIVE 600
  • 2002年10月のみ1ヶ月間、金曜日の5:00〜6:00は「Dobbのロック塾」を放送。
  • 月曜日〜金曜日の6:55〜7:00は「明日への伝言板」を放送。


2002年秋の改編で、同年春にネット放送を開始した「RADIO-X」が時間拡大されたことにより、それまで数本に分かれていた同局の深夜のフィラー番組(当時は3:00〜5:00が「CROSS MIDNIGHT FLAVA」、5:00〜6:00が「CROSS RISING 500」)は「UPLINK」に1本化され、「CROSS RISING 500」「CROSS RISING SUNDAY SPECIAL」は終了、毎日6時台に「CROSS RISING LIVE 600」が放送されるようになった。

2003年春の改編で「CROSS RISING LIVE 600」は再び月〜土の放送になり、タイトルも「CROSS EARLY MORNING SHOW」に改められ、ほぼそのままの内容で2004年春まで放送された。

エピソードなど

  • 2001年12月31日、2002年1月2日及び1月3日の番組では吉岡純子と佐藤忠典がダブルキャストで登場、年末年始スペシャルとして2人のトークを中心に放送した。但し、2002年1月2日及び1月3日の放送は録音で放送された。
  • 「News Flash」で使われたBGMがリスナーより「暗い」「不安感を与える」との指摘があったため、佐藤忠典は2002年2月頃から「Weather Forecast」も含めてBGMを差し替えた(番組のジングルの一部も差し替えたがオープニングとエンディングのテーマ曲はそのまま)が、吉岡純子は以前からのBGMを引き続き使用したため、同じコーナーで担当者によってBGMが違うことになった。後に八木徹が番組に加わったとき、八木は佐藤が使用していたBGMを使用した。
  • 佐藤忠典は前述のとおり2002年春よりこの番組と「X FUTURE RADIO ON SATURDAY」の2番組連続担当となり、それぞれの番組でメッセージの募集を行っていたが、その最初の放送となった同年4月6日、この番組にはメッセージがたった3通しか来ず、苦笑いでその3通全てを紹介した。それ以後はこの番組にも通常とほぼ同じくらいのメッセージが届くようになった。また当初はそれぞれの番組に届いていたメッセージをそれぞれの番組で紹介してものの、いつからかこの番組に届いていたメッセージを「X FUTURE RADIO ON SATURDAY」でも紹介するようになった。
  • これに対して八木徹はこの番組ではメッセージの募集を行わず、その後の「X FUTURE RADIO ON SUNDAY」でメッセージの募集を行っていた。また日曜日の2回目の「News Flash」ではスポーツのニュースを紹介した。
  • 2002年の春以降、エンディングではこの番組の女性ADが別マイクで放送に加わり、ナビゲーターと一緒にメッセージを紹介した。土曜日は「X FUTURE RADIO ON SATURDAY」でも女性AD(前述の大川直子)が番組に加わって放送した。但し日曜日は前述のとおりメッセージ募集を行わなかったため、女性ADが番組に加わることはなかった。
  • 2003年の初め、女性AD2人が体調を崩し、番組を休んだことがあった。この時吉岡純子の担当日には佐藤忠典がADとして番組に登場し、佐藤忠典担当時は佐藤1人で放送した。
CROSS FM 早朝の番組
前番組 番組名 次番組
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