1955年北海道知事選挙

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1955年北海道知事選挙(1955ねんほっかいどうちじせんきょ)は、北海道執行機関である北海道知事を選出するために行われた選挙で、第3回統一地方選挙前半戦の投票日である1955年4月23日に投票が行われた。

概要[編集]

北海道知事の任期4年が満了したことに因る選挙である。北海道知事選挙は、1947年の第1回選挙以来、一貫して統一地方選挙の日程で実施されている。また日本社会党(以下、社会党)の勢力が強い地域であるため、一騎討ちの選挙戦が第1回選挙以来一貫して続いている。

今回は、現職知事で3選を目指す無所属の田中敏文候補に対し、無所属の西川三次が挑む構図となった。開票の結果、田中候補が西川候補に大差をつけて3選を果たした。

基礎データ[編集]

  • 選挙事由:任期満了
  • 告示日:1955年?月?日
  • 投票日:1955年4月23日
  • 当日有権者数:2,388,017名
  • 候補者:2名
候補者一覧
候補者名 年齢 党派(推薦党派) 新旧 備考
田中敏文 43 無所属 現職 北海道知事(2期)
西川三次 52 無所属 新人

選挙結果[編集]

投票率:77.86%(投票者数1,859,308名)前回81.17%

当落 候補者 党派(推薦) 新旧 得票 得票率
当選  田中敏文  無所属  現職  1,151,194  64.0% 
西川三次 無所属 新人 648,213 36.0%
有効票総数 1,799,407
出典:北海道知事選挙の結果(昭和22年~現在)

選挙の結果、田中敏文知事が西川三次に大差をつけて3選を果たした。

参考文献[編集]