ピュールン線
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(140号線 (オーストリア)から転送)
オーストリア国鉄 | |
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路線番号 | 140 |
路線総延長 | 104 km |
軌間 | 1435 mm |
電圧 | 15 kV(交流) |
最大勾配 | 26 パーミル |
最小半径 | 228 m |
最高速度 | 140 km/h |
ピュールン線(ピュールンせん、ドイツ語;Pyhrnbahn)は、オーストリア連邦鉄道の鉄道線の名称である。路線番号は140。
運行形態
[編集]2016年5月28日より12月10日まで、工事中のため一部区間でバス代行を行っていた[1]。
特急「インターシティ(IC)」
[編集]- ピュールン・プリール号: リンツ - ゼルツタル - グラーツ
- ボズルック号: リンツ - ゼルツタル - グラーツ
- クレムスタル号: リンツ - ゼルツタル - グラーツ
- ヴァーシェネック号: リンツ - ゼルツタル - グラーツ
- 一日1往復ずつ、合計で一日4往復の運行。ヴァーシェネック号は、日曜の南行と土曜の北行が運行されない。ゼルツタル以南は250号線に直通する。ミーヒェルドルフは、ボズルック号の南行のみ停車。
- 過去の運行形態
- 2021年以前は、ピュールン・プリール号とボズルック号のみ、一日2往復の運行であった。トラウン、クレムスミュンスター、ミーヒェルドルフ、ヒンターシュトダーを通過していた一方、クラウスとシュピータルに停車していた。
- 2022年度に、トラウン、クレムスミュンスター、ヒンターシュトダーが停車駅に追加され、クラウスとシュピータルは通過となった。ミーヒェルドルフは、ボズルック号の南行のみ停車となった。9月5日に、クレムスタル号が運行を開始し、一日3往復となった。[2]。
- 2023年度に、ヴァーシェネック号が運行を開始し、一日4往復となった。
特急「シュネルツーク(D)」
[編集]- 休暇特急: ウィーン本駅 - リンツ - ヴィンディシュガーシュテン - ビショフスホフェン 【日曜、冬・夏の土曜日運行】
- プラーナイ: ウィーン本駅 - リンツ - ヴィンディシュガーシュテン - ビショフスホフェン 【金曜運行】
- 金曜の南行と、日曜の北行のみ、週1往復の運行。夏季・冬季限定で土曜日に週1往復増発される。リンツ以北は100号線に、ゼルツタル以南は250号線に直通する。金曜日の列車は「プラーナイ」、土・日曜日の列車は「休暇特急」の愛称名で運行している。トラウン、ノイホーフェン、クレムスミュンスターを通過する。
- 過去の運行形態
- 2020年度は、休暇特急のみ冬に運行していて、ゼルツタルは通過していた。
- 2020年末に、通年運行の列車がシュネルツーク(D)の種別で運行を開始し、インターシティも含めて全てゼルツタル停車となった。2021年夏より、インターシティ(IC)に格上げされた他、休暇特急も夏運行となった。
- 2022年春は、通年運行便が運休していた。
- 2023年度より、再びシュネルツーク(D)の種別となった。
- リンツ - ゼルツタル - グラーツ
- 一日1往復の運行。南行は停車駅が多く、キルヒドルフ以南でシュタイアリングとアードニングを除く各駅に停車する。北行は全線で快速運転し、シュピータルも通過する。
- 2024年度に運行を開始した。
快速「レギオナルエクスプレス(REX)」
[編集]下記2系統に分かれる。
- リンツ~ゼルツタル~リーツェン
- 過去の運行系統
- リンツ~トラウン→マルヒトレンク→シェアディンクなど
- リンツ~トラウン~マルヒトレンク~グリュナウなど 【平日運行】
- 2017年以前は、平日一日1往復運行していた。マルヒトレンク・ヴェルス以西は153号線に直通していた。
- 2018-20年は、平日に北行、休日に南行が片道1本ずつ運行していた。
- 2021-23年度は、グリューナウ→リンツの片道1本の運行であった。
- 2024年2月に運行休止。
普通
[編集]リンツ~キルヒドルフ間に、一時間に1本の運行。リンツで、ウィーン・ザルツブルク方面双方の特急に接続する。そのうち一日あたり南行片道1本(休日1.5往復)がシュピータルまで、南行片道1本(休日は一日1往復)がゼルツタルまで運行される。キルヒドルフ以北はSバーン(S4)、キルヒドルフ以南はレギオナルツーク(R)として運行される。
- 過去の運行形態
- 2016年度以前は、全線でレギオナルツーク(R)として運行していた。キルヒドルフ - シュピータル間は一日1.5往復の運行で、シュピータル - ゼルツタル間は平日一日1.5往復、休日一日1往復の運行となっていた。
- 2017年度に、キルヒドルフ以北がSバーン(S4)となった。
- 2022年度に、平日の北行がシュピータル以南で休止となり、平日は南行片道2本のみの運行となった。
- 2023年度に、キルヒドルフ以南の本数が変更され、一日あたり平日1往復、休日2往復となった。シュピータル以南は平日の本数がさらに削減され、一日1本となた。
- 2024年度に、シュピータル発リンツ行1本が快速に置き換えられ、キルヒドルフ以南は平日南行片道1本のみ、休日は一日1.5往復(シュピータル以南は1往復)の運行となった。
- 過去の運行形態
駅一覧
[編集]以下では、オーストリア国鉄140号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- IC:特急「インターシティ」
- D:特急「シュネルツーク」
- REX:快速「レギオナルエクスプレス」
- R/S:普通
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:大部分停車、一部通過
- ○印:大部分通過、一部停車
- |印:全列車通過
路線名 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | IC | D | REX | R/S | 接続路線 | 所在地 | |
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140 | リンツ中央駅 | - | 0.0 | ■ | ■ | ■ | ■ |
100号線(ウィーン方面) |
オーバーエスターライヒ州 | リンツ市 |
リンツ・エート駅 | 3.2 | 3.2 | | | | | ○ | ■ | ||||
リンツ・ヴェクシャイト駅 | 1.7 | 4.9 | | | | | | | ■ | ||||
ザンクト・マルティン・バイ・トラウン駅 | 1.8 | 6.7 | | | | | | | ■ | リンツ=ラント郡 | |||
トラウン駅 | 1.4 | 8.1 | ■ | ● | ■ | ■ |
101号線(シェアディンク方面) | |||
アンスフェルデン駅 | 2.2 | 10.3 | | | | | | | ■ | ||||
ネッティンクスドルフ駅 | 2.1 | 12.4 | | | | | | | ■ | ||||
ネストルバッハ・ザンクトマリエン駅 | 3.2 | 15.6 | | | | | | | ■ | ||||
ノイホーフェン・アン・デア・クレムス駅 | 3.3 | 18.9 | ■ | ● | ■ | ■ | ||||
ケーマテン・アン・デア・クレムス駅 | 3.8 | 22.7 | | | | | ○ | ■ | ||||
ローア・バト・ハル駅 | 5.4 | 28.1 | ■ | ■ | ■ | ■ | シュタイアー=ラント郡 | |||
クレムスミュンスター駅 | 4.3 | 32.4 | ■ | ● | ■ | ■ | キルヒドルフ・アン・デア・クレムス郡 | |||
ヴァートベルク・アン・デア・駅 | 7.9 | 40.3 | | | | | ● | ■ | ||||
ヌスバッハ駅 | 1.8 | 42.1 | | | | | | | ■ | ||||
シュリアーバッハ駅 | 4.0 | 46.1 | | | | | ○ | ■ | ||||
キルヒドルフ・アン・デア・クレムス駅 | 4.4 | 50.5 | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||
ミーヒェルドルフ駅 | 2.9 | 53.4 | ○ | ○ | ■ | ■ | ||||
クラウス駅 | 7.1 | 60.5 | | | ○ | ■ | ■ | ||||
シュタイアリンク駅 | 3.7 | 64.2 | | | | | ● | ■ | ||||
ヒンターシュトダー駅 | 3.6 | 67.8 | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||
ロースライテン駅 | 11.8 | 79.6 | | | ○ | ■ | ■ | ||||
ヴィンディシュガーシュテン駅 | 2.1 | 81.7 | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||
シュピータル・アム・ピュールン駅 | 5.7 | 87.4 | | | ● | ■ | ■ | ||||
アードニンク駅 | 10.6 | 98.0 | | | | | ● | ■ | シュタイアーマルク州 | リーツェン郡 | ||
ゼルツタル駅 | 6.2 | 104.2 | ■ | ■ | ■ | ■ |