香川知晶

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香川 知晶(かがわ ちあき、男性、1951年 - )は、日本の倫理学者、山梨大学名誉教授。 専門はフランス哲学、応用倫理学生命倫理学、脳神経倫理学)。

略歴[編集]

北海道生まれ。埼玉大学卒業、筑波大学大学院博士課程満期退学。千葉大学教養部助手、帝京平成短期大学助教授、1995年山梨医科大学助教授、2002年山梨大学医学部教授[1]、医学工学総合研究部教授。

著書[編集]

  • 『生命倫理の成立 人体実験・臓器移植・治療停止』(勁草書房) 2000
  • パラドックスの面白さがわかる本 あなたの脳をパニックにする知的ゲームへの招待』(河出書房新社、Kawade夢新書) 2000
  • 『死ぬ権利 カレン・クインラン事件と生命倫理の転回』(勁草書房) 2006
  • 『命は誰のものか』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、ディスカヴァー携書) 2008

共編著[編集]

翻訳[編集]

  • 『いじめ、ひとりで苦しまないで 学校のためのいじめ防止マニュアル イギリス教育省の試み』(イギリス教育省、池弘子共訳、東信堂) 1996
  • デカルト全書簡集 第3巻 (1638-1639)』(武田裕紀, 安西なつめ, 小沢明也, 曽我千亜紀, 野々村梓, 東慎一郎, 三浦伸夫, 山上浩嗣, クレール・フォヴェルグ共訳、知泉書館) 2015

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『現代日本人名録』(2002年

外部リンク[編集]