金姫廷

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2013年

金 姫廷(キム・ヒジョン、1971年4月13日 - )は、大韓民国政治家セヌリ党所属の国会議員2014年から2016年にかけて朴槿恵政権下で女性家族部長官を勤め、慰安婦問題の担当者となっていた。

釜山西区出身。本貫慶州金氏延世大学校、同大学院卒業[1]

国会議員当選歴[編集]

2004年の第17代総選挙では釜山蓮堤選挙区から当選した。当選時は33歳で、第17代総選挙での最年少の国会議員当選者となった[2]

2012年の第19代総選挙では同じ選挙区から当選した。当選時は妊娠8か月で、韓国史上初の「妊婦国会議員当選者」となった[3]

政治姿勢・言動[編集]

2013年5月27日-29日、 韓国国会女性家族委員会所属の女性議員らと訪日。日本の議員や市民団体に対し、従軍慰安婦問題をめぐる日本側の妄言について抗議する書簡などを渡した[4]

2014年の朴槿恵政権による内閣改造で、女性家族部長官に就任。2015年3月には、国際連合本部で開幕した女性の地位委員会の全体会議に長官として出席、慰安婦問題に関連して日本を批判した[5]

脚注[編集]

  1. ^ 대한민국헌정회”. www.rokps.or.kr. 2022年3月12日閲覧。
  2. ^ [주목, 19대 총선 이 당선인] 17대 최연소 김희정 … 이번엔 첫 임신부 ‘기록’” (朝鮮語). 중앙일보 (2012年4月24日). 2023年9月13日閲覧。
  3. ^ '임신 8개월' 김희정 당선…최다선, 최고령은 누구?” (朝鮮語). SBS NEWS (2012年4月12日). 2023年9月13日閲覧。
  4. ^ 韓国女性国会議員らが訪日 「慰安婦妄言」に抗議”. 聯合ニュース (2013年5月27日). 2019年2月9日閲覧。
  5. ^ 韓国政府、国連で初めて慰安婦問題に言及”. レコードチャイナ (2015年3月10日). 2019年2月9日閲覧。